内容説明
授業において、子どもたちのさらなる主体的な取り組みを創造していくためには、目標を吟味しつつ教材の内容や構成などを探る「教材研究」と同時に、子どもの動きを想定しながら活動の内容や設定方法などを探る「活動研究」を、相互に関連させながら深めていくことが必要です。「総合的な学習」ではことさらのことでしょう。本書は、このような認識に立って、活動指導のあり方を考察するとともに、活動という視点から実際の子どもの学習を見直すことで、いかに子どもたちの学習要求に応えていくかを追究しようとするものです。
目次
1 活動研究の基礎(活動指導のポイント;活動の基礎研究)
2 低学年の活動研究
3 中学年の活動研究
4 高学年の活動研究