出版社内容情報
本書は美術を学ぶ学生の方はもちろん,アートや歴史に関心のある一般の方にも最適な芸術史の入門書です。何千年にもわたり芸術がどのように発展してきたかを,各時代の背景にある主要なテーマとともにわかりやすく解説しています。
170 点以上もの著名な芸術作品や図解を多数掲載しているため,芸術理論の発展と様式の重要な変化を視覚的に学ぶことができます。旧石器時代の人類最古の芸術形態を起点に,イタリア・ルネサンスの影響,17世紀のオランダ美術の社会的地位,さらには20世紀のモダンアート運動から生まれた多彩かつ急進的な様式の変化を紐解いていきます。
内容説明
本書は美術を学ぶ学生の方はもちろん、芸術や歴史に関心のある一般の方にも最適な入門書です。何千年にもわたり芸術がどのように発展してきたかを、各時代の背景にある主要概念とともにわかりやすく解説しています。著名な芸術家の美しい作品や図解も多数掲載しているため、芸術理論の発展と様式の重要な変化を視覚的に学ぶことができます。旧石器時代の人類最古の芸術形態を起点に、イタリア・ルネサンスの影響、17世紀のオランダ美術の社会的地位、さらには20世紀のモダンアート運動から生まれた多彩かつ急進的な様式の変化を紐解いていきます。
目次
第1章 「ものの見方」アートへの視覚的分析の導入
第2章 氷河時代のヨーロッパにみる芸術の起源
第3章 イタリアのルネサンス―1260~1490年のトスカーナ美術
第4章 アートを通じて考える―美術史を理解するのに理論が必要な理由
第5章 17世紀のオランダ美術と文化を紐解く
第6章 17世紀―スペイン美術の黄金時代
第7章 芸術理論―現代芸術論の原理
第8章 ロココから革命へ―啓蒙時代のヨーロッパ美術
第9章 19世紀美術―1765~1840年のロマン主義
第10章 1848~1904年のフランス美術
第11章 モダニズム―1906~1936年のフランス美術
著者等紹介
フィンレー,ジョン[フィンレー,ジョン] [Finlay,John]
フランス史、主に20世紀のモダンアートを専門とする歴史家。イギリスのエセックス大学で美術史と芸術理論を学ぶ。ピカソ研究に従事し、ロンドン大学コートールド美術研究所から文学修士号と博士号を授与される。国際的な機関誌に論文を投稿する一方、イギリスのファインアート・装飾芸術専門誌「バーリントン・マガジン」にピカソとジャコメッティに関する記事を発表。ベルギーのブリュッセルを拠点にピカソ研究と現代美術の支援活動を行うFABAの支援のもと、現在はピカソの『ヴォラール・シリーズ』(1930~1937制作)の研究に携わる
上野正道[ウエノマサミチ]
上智大学総合人間科学部教授。山東師範大学、西北大学客員教授。一般社団法人東アジア教育研究所所長。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。専門は教育学
名取祥子[ナトリショウコ]
上智大学文学部卒。幼少期を米国コネチカット州で過ごす。複数の日系アパレル企業で通訳・翻訳経験を積んだのち、英仏翻訳者として独立。主にアパレルやエンターテインメント業界の翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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山のトンネル
jackbdc
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中島直人
さわたろう