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紀伊國屋映画叢書
ビクトル・エリセ

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784314010719
  • NDC分類 778.236
  • Cコード C0074

出版社内容情報

寡作ながら、繊細で緻密な作品が世界中のファンに愛される映画作家。その世界を様々な角度から検証した、エリセ研究書の決定版。

長編作品は三本のみという寡作ながら、繊細で緻密な映画製作によって、全ての作品が世界中の映画ファンに愛されている、スペインの映画監督ビクトル・エリセ。オリジナル取材にもとづく全作品解説、本人の談話、作品背景を理解するための論考、詳細な文献リスト等により、その世界を多角的に検証する、エリセ研究書の決定版。

【著者紹介】
1969年生まれ。
映画研究、ライター、翻訳、編集。主な仕事にエスクァイア・マガジン・ジャパンのe/mブックスシリーズや、映画パンフレットの執筆・編集など幅広く手がける。翻訳者としてボグダノヴィッチ『私のハリウッド交遊録』他。

内容説明

その繊細で緻密な作風が世界中のファンに愛され敬われる、孤高の映画詩人ビクトル・エリセ。作家の半生と全作品をさまざまな角度から解き明かした、エリセ研究書の決定版。

目次

ビクトル・エリセ略歴
ビクトル・エリセとの一問一答
ビクトル・エリセとの対話(二〇一〇年・オリジナル取材)
関連作品解説
エリセについてのプロポ―エリセとの撮影の思い出
ビクトル・エリセとの対話(一九八四年)
スペイン内戦から見た『ミツバチのささやき』と『エル・スール』
アデライダとビクトル―『エル・スール』の家をめぐって
沈黙の言語、視線の言語
アントニオ・ロペス・ガルシアと『マルメロの陽光』〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

70
スペインの映画監督で今もご存命だが、10年に1本しか作らないと言われているのでなかなか最新作が出ない。僕がエリセ監督を知ったのは幼い姉妹を描いた『ミツバチのささやき』が最初で、その次の作品『エル・スール』の2本しか観たことがないのだけど、いずれもすごく雰囲気のある映像で、強く印象に残ってる。この本はそんな監督の映画製作にまつわる現実的なインタビューや豊富な写真が収録されており、すごく興味深く読めた。とりあえず、現代スペインの画家アントニオ・ロペス・ガルシア出演の『マルメロの陽光』を観なくてはと思った。2013/08/20

hr

1
観たことのある「ミツバチのささやき」の部分だけ流し読み。把握してなかった背景とか、光の配慮などが興味深い。「エル・スール」も観たい。2017/04/27

abura

0
エリセの映画をもっと深く知るために。世界は広い。2019/03/15

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