出版社内容情報
2004年掲載
日経新聞10/3、聖教新聞10/27、朝日新聞10/31、週刊読書人12/17号、読売新聞12/12、日経ビジネス12/6号
内容説明
中東ではなぜ血なまぐさい抗争やテロが絶えないのか―それを理解するには第一次世界大戦までさかのぼらねばならない。オスマントルコ帝国の崩壊を見すえ、ヨーロッパ列強はいかなる青写真を抱いていたのか?さまざまな思惑が交錯する生々しい人間模様を活写し、今日の中東が形成された表舞台・裏舞台を自在な筆致であぶり出す、一大歴史ノンフィクション。第一次大戦前夜の中東情勢から、オスマントルコの参戦、「フサイン=マクマホン書簡」や「サイクス=ピコ協定」といった密約の内幕、帝政ロシア崩壊までを描く上巻。
目次
第1部 歴史の十字路に立って
第2部 ホレイシオ・キッチナー元帥、将来に備える
第3部 中東の泥沼にはまり込んだイギリス
第4部 後方撹乱
第5部 最悪の事態に陥った連合国
著者等紹介
フロムキン,デイヴィッド[フロムキン,デイヴィッド][Fromkin,David]
ボストン大学教授(歴史学)。『平和を破滅させた和平―中東問題の始まり(1914‐1922)』は全米ベストセラーとなり、1990年度ピュリッツァー賞ならびにアメリカ図書批評家協会賞の最終候補作にノミネートされたほか、ニューヨーク・タイムズ・ブックレヴューが選ぶ1989年度最優秀図書に選ばれた。著書多数。ニューヨーク在住
平野勇夫[ヒラノイサオ]
東京商科大学(現一橋大学)卒。毎日新聞社にてニューヨーク支局長、学芸部長、取締役編集主幹などを歴任
椋田直子[ムクダナオコ]
東京大学文学部大学院修了
畑長年[ハタナガトシ]
東京大学文学部卒
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感想・レビュー
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K・ITO
roxy001960
(ま)