出版社内容情報
ブラジルとはどういう国か。その歴史を図やイラストを使いながらわかりやすく、ていねいに。コラム「そのころ、日本では?」も便利。
内容説明
教科書よりもわかりやすいブラジル「発見」から約520年の歴史。
目次
1 植民地の時代
2 砂糖、そして金の時代
3 植民地から独立国家へ
4 ブラジル帝国
5 共和政の始まり
6 ヴァルガスの時代
7 軍事独裁と革命
8 新共和政の時代
著者等紹介
関眞興[セキシンコウ]
1944年、三重県生まれ。東京大学文学部卒業後、駿台予備学校世界史料講師を経て著述家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
67
波乱万丈の政治史。 ポルトガル王室が引っ越してきたり、皇帝が皇帝のための憲法!発布したり、大統領就任直前に2人も死んでるし、軍政長かったし。 コロナはただの風邪、て言った大統領も記憶に新しい2023/04/27
まえぞう
17
ブラジルって、ポルトガルの王さまの流れをくむ方が、現地で君臨していた時代があるんですね。スペイン領だった他の南米地域がいくつかの国に別れたのに、ブラジルがひとつにまとまってきた流れを知るために、このシリーズでアルゼンチンやペルーのものがでるとよいですね。2022/04/28
宇宙猫
15
★★★★ 入植以降の歴史。近代まで絶えず戦争と反乱とクーデターの繰り返し。南米と言えば、ヨーロッパ人による原住民の虐殺のイメージだけど、それ以外にも激しい権力闘争があったことがよく分かった。2023/01/25
氷柱
4
945作目。3月12日から。非常に読みやすい一作。大航海時代の荒波に揉まれながら作り上げられた国であり、ポルトガルの首都が置かれたり、人工都市であるブラジリアが首都になったりと、ドタバタの歴史がかなりマイルドに描かれている。ブラジルという国を知る為の良い足掛かりとなる。2023/03/17
たつや
3
ブラジルについて、何も知らなかったので、面白く読めました。サッカーとカーニバル以外の政治の面は目からウロコでした。2024/02/01