出版社内容情報
スペインとはどういう国か。その歴史を図やイラストを使いながらわかりやすく、ていねいに。コラム「そのころ、日本では?」も便利。
内容説明
教科書よりもわかりやすいスペインの離合の歴史。
目次
1 イベリア半島は誰のもの?
2 レコンキスタの一部始終
3 「太陽の沈まない国」
4 ハプスブルク家からブルボン家へ
5 反乱と独立の19世紀
6 世界大戦の裏で
7 独裁から民主化へ
8 現代のスペイン
著者等紹介
永田智成[ナガタトモナリ]
1981年、東京都生まれ。南山大学外国語学部スペイン・ラテンアメリカ学科准教授。博士(政治学)。専攻はスペイン現代史、比較政治学
久木正雄[ヒサキマサオ]
1982年、千葉県生まれ。法政大学国際文化学部国際文化学科専任講師。修士(学術)。専攻はスペイン・ポルトガル近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
56
スペイン史、ほとんど知らなかったことに気付く。 何だこの複雑な歴史は 異端審問制廃止が19世紀というのも驚いたゾ2023/04/26
まえぞう
25
スペインの簡単な歴史です。フランコ総統はわかりにくい人で、20世紀のスペイン史を独特なものにしています。高校の時、父親がフランコ総統から逃れてきた王統派の一員だった同級生がいましたが、そんなに遠い昔ではないですね。スペイン内乱をあつかった風の影を再読してみたくなりました。2021/04/10
崩紫サロメ
20
著者の選定に大きな差のあるシリーズで、ロシア史のように学術的に如何なものかと思うものもあったが、このスペイン史は中堅研究者二人によるシンプルで手堅い叙述。シリーズの中で一番良い。といってもスペイン史一冊目にしては少々難しいかもしれない。スペイン史の本を何冊か読んで、一旦知識を整理するのには最適な本ではないかと思う。それにしてもこのシリーズの方向性がよくわからなくなる。2021/06/09
スプリント
15
スペインの栄光と現在。 隣国ポルトガルの歴史も読んでみよう。2022/12/12
エムパンダ
15
スペインは第一次世界大戦・第二次世界大戦のいずれにも参戦しなかった。かといって平和な国では全くなく、王国の成立・分裂・独立・併合が目まぐるしい。その時々の地図の掲載が欲しかったが、あまりに変遷が多いので流し読みすることにした。アステカ帝国・マヤ文明・インカ帝国の征服・滅亡は痛々しい。2021/05/26