ふくろうの本
図説 北欧の建築遺産―都市と自然に育まれた文化

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  • サイズ A5判/ページ数 151p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309761541
  • NDC分類 523.389
  • Cコード C0352

内容説明

ストックホルム、コペンハーゲン、ヘルシンキ。ヴァイキングの住居、中世の木造教会、ナショナル・ロマンティシズム建築。そして、北欧モダニズムの建築家、アスプルンド、アールト、ヤコブセン。―都市や建築に宿る魅力的な北欧精神の真髄に迫る。

目次

第1部 北欧の歴史的都市と建築遺産(さまざまな都市;教会建築)
第2部 近代社会の中の北欧建築(ナショナル・ロマンティシズム建築;北欧モダニズム建築)

著者等紹介

伊藤大介[イトウダイスケ]
1956年東京生まれ。1980年東京大学工学部建築学科卒業。1984~86年フィンランド政府給費留学生としてヘルシンキ(オタニエミ)工科大学に学ぶ。1988年東京大学大学院工学系研究科(建築学)博士課程修了、工学博士。その後、北海道東海大学北方生活研究所専任講師、同大学国際文化学部比較文化専攻助教授などを経て、東海大学国際文化学部国際コミュニケーション学科教授。専門分野:西洋建築史。とくに北欧フィンランドの建築や都市文化論、近代的住環境の形成過程(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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森香

3
このタイプの本の中では、解説が充実していて読み応えがあった。北欧三ヶ国の都市成立の歴史、建築工法の発展、名建築家の紹介がよくわかる。ストックホルムのドイツ人用教会が、スウェーデン人のものより存在感がある理由、ヘルシンキの白い街並みがフィンランドを支配していたロシアによって欧州側の玄関口にする計画で作られたこと、木を使ったハーフティンバー工法、スターヴ工法など面白い話がいろいろ載っていた。もし北欧に行く機会があったら、絶対再読する。旅行が二倍楽しめるようになるはず。2015/04/16

Roti

2
現存する北欧の建築遺産を、風土、文化、歴史、都市と地方との比較において研究し、まとめたもの。ガイドブックとしても有用である。現代建築家や作家の紹介がされているのもいい。一概に北欧といってもデンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーの4ヶ国をとってもそれぞれ民族、文化、歴史など違うことがよくわかり、その他の欧州の国々との関係も詳しくはないが、建築という対象を通して影響度という点ではわかりやすく述べられている。2014/06/13

takao

1
ふむ2021/08/10

riko_21

1
ヘルシンキとストックホルムへの旅行前に、本屋でばったり出会ったので購入。とりあえず、この2都市の部分を重点的に読んで旅行に向かいました。おかげで、前に行った時よりも、町並みを見るのがより楽しかったように思います。そして同行者に「この通りを境に都市計画が……」などと薀蓄たれました!(^^;2012/04/28

Lac

0
2014/04/12

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