鏡の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 481p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309224589
  • NDC分類 756.5
  • Cコード C0022

内容説明

魔法、科学、宗教、哲学、化粧、セックス、芸術…心の奥底から宇宙の実態まで映す、鏡に魅せられた人類の歴史を、膨大な資料・取材を駆使して描いた画期的大著。

目次

第1章 古代文明と鏡
第2章 魔法の鏡の時代
第3章 光とは何か
第4章 科学の鏡の時代
第5章 鏡に関する文学
第6章 鏡に関する絵画
第7章 宇宙を捕らえる鏡
第8章 光の正体
第9章 巨大望遠鏡の発展
第10章 鏡と虚栄産業
第11章 幻想と現実を映す鏡

著者等紹介

ペンダーグラスト,マーク[ペンダーグラスト,マーク][Pendergrast,Mark]
ジャーナリスト・学者。ハーヴァード大学卒業。ヴァーモント州在住。綿密な調査と幅広いテーマに定評があり、「ニューヨーク・タイムズ」「ウォールストリート・ジャーナル」「サンデー・タイムズ(ロンドン)」をはじめ多くの新聞・雑誌でも執筆活動を行っている

樋口幸子[ヒグチユキコ]
翻訳者。東京生まれ。早稲田大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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左手爆弾

3
手を広げすぎである。一応、最も分量を割いているのは17世紀以降の光学の歴史と顕微鏡の進化であって、これがひとつの筋になっていることは事実だ。ただ、それに加えて古代の神話などに見られる鏡の意義や文学や芸術における鏡の描かれ方、現代の消費社会における鏡の扱われ方など、とにかく鏡に関することなら何でもという形で盛り込んでしまっていて、事典ならともかく一冊の本としては非常に読みにくい。もちろん、このような書き方であるからして、一つずつの記述も薄くなってしまっている。2020/07/23

メルセ・ひすい

1
8-29 赤125 鏡の能力とは? 疑問がわかない人は不読です。原題・・直訳『鏡・鏡―反射に魅せられた人類の歴史』 前半の数章は古代文明の現存している鏡。古代メソポタミア・ユダヤ、中世に横行した魔術鏡!ルネッサンス期の天才科学者・英国人ジョン・ディー。数・医・法・神・歴と万能の交霊術師で光学と近代天文学の創始者の紹介・当然、天才には悲劇的な死が!著者は「魔法と科学が最終的に袂を分かつ歴史的な岐路に立つ象徴的な人物」と言う・・                        2007/03/11

∃.狂茶党

0
執筆に五年、世界を取材した本で振り幅も大きく大変面白いのですが、 光学と天文観察の歴史が大部を占めるにも関わらず、電波望遠鏡等に触れた二章が削除されているそうで、レンズの話を延々しておいてそこが読めないのはどうかと思います。 乱歩やエッシャーが出ないのは仕方ないとして、 燃えよドラゴンも出てこない。(上海から来た女は有り) でも最大の疑問はホログラフィーにまったく触れてない事かな。 多分鏡が作る驚異としては一番新しい物だと思うのですが。 なお作者は捏造記憶についての告発本を著した人だそうです。2014/06/18

ハイツ黒猫

0
鏡は、見る者がいて初めて意味を持つ。その行為は、人間特有の自我意識と深く関わりを持ち、古代文明の多くでは、霊世界の入り口や未来を知るものとして認識されていた…2014/05/16

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