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出版社内容情報
《内容》 社会の高齢化が指摘されて既に久しい。この状況を反映して老年学を主題とする優れた書物が多数出版されている。しかし,高齢者のリハビリテーションを横断的に詳述した書物は極めて少ない。そこで,本書は老化の基礎医学から始めて,障害学とその対策,疾患別アプローチについて最新の内容を解説する目的で出版された。
高齢者の治療に携わるすべての領域の方々,本書により高齢者に対するリハビリテーションの知識をさらに高めていただきたい。
《目次》
■おもな内容
●高齢者のリハビリテーション-課題と展望-…長屋政博
●リハビリテーションに必要な老化の基礎知識
老化の分子生物学…平林容子/運動機能の老化…石井雅之/知的機能の老化…三村 將・若松直樹/感覚機能の老化…高岡 徹
●高齢者の機能評価…早乙女郁子・江藤文夫
●高齢者の障害学
転倒…岡・哲也・松嶋康之・蜂須賀研二/睡眠障害・せん妄…新井雅信/高齢者の呼吸障害…須藤英一・松瀬 健/高齢者の循環器障害-心不全を中心に…牧田 茂・間嶋 満/高齢者の摂食・嚥下障害…藤谷順子/高齢者の口腔ケア…中澤 清/高齢者の排尿障害…高坂 哲/高齢者の排便障害…牛山武久/高齢者のコミュニケーション障害…伊藤元信/高齢者の体力とスポーツ…大隈秀信・大林武治・蜂須賀研二
●疾患別アプローチ
高齢者の脳血管障害…堀田富士子・木村彰男/認知症…杉山孝博/高齢者の神経筋疾患…渡部一郎・眞野行生/高齢者の頸髄損傷…問川博之/高齢者の腰痛症…水間正澄/大腿骨頸部骨折…原 行弘/変形性膝関節症…吉永勝訓・村田 淳・守屋秀繁
目次
1 高齢者のリハビリテーション―課題と展望
2 リハビリテーションに必要な老化の基礎知識(老化の分子生物学;運動機能の老化;知的機能の老化 ほか)
3 高齢者の機能評価
4 高齢者の障害学(転倒;睡眠障害・せん妄;高齢者の呼吸障害 ほか)
5 疾患別アプローチ(高齢者の脳血管障害;認知症;高齢者の神経筋疾患 ほか)
著者等紹介
千野直一[チノナオイチ]
慶應義塾大学名誉教授
安藤徳彦[アンドウノリヒコ]
前横浜市立大学教授
大橋正洋[オオハシマサヒロ]
神奈川リハビリテーション病院部長
木村彰男[キムラアキオ]
慶應義塾大学教授
蜂須賀研二[ハチスカケンジ]
産業医科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。