復興・陸前高田―ゼロからのまちづくり

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復興・陸前高田―ゼロからのまちづくり

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784306073616
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3052

出版社内容情報

東日本大震災で最悪とも言える津波被害を受けた岩手県陸前高田市にあって、前代未聞の復興事業に取り組んだ「チームたかた」の記録

「本書は、最悪とも言える津波被害を受けた岩手県陸前高田市にあって、前代未聞の復興事業に取り組んだ「チームたかた」の記録である。防潮堤の建設や土地の嵩上げ、土地区画整理事業。いずれも前代未聞の規模である。そうした果ての見えない業務に、彼らは同時並行的に取り組むことを迫られた。
「チームたかた」は、自らも被災者である市職員をはじめ、学識経験者や技術者、地元の商業者らによる官民の連合体である。震災復興計画の策定に始まるチームの苦難は、彼らの結束を強めることともなった。チームワークは軌道に乗り、大規模嵩上げ工事や高台移転といったハードの部分から、居心地の良い「まちなか」を構想するソフトの部分へと、仕事の重心は移っていく。その過程は、彼らがまちづくりの核心に迫る貴重な行程でもあった。
本書は、災害から逃れることのできない日本にあって、復興とは何かを考える超一級の資料である……」推薦・大越健介(キャスター/ジャーナリスト)

目次

1 震災前、そして東日本大震災―陸前高田の復興と「チームたかた」
2 被災から復興へ
3 計画から事業化へ
4 前例のない大規模工事
5 商業者の被災と初動、復興の動き
6 まちづくりと商業再生
7 魅力的な「まちなか」をつくる
8 商業者の本格復興
9 震災10年、持続可能なまちへ

著者等紹介

中井検裕[ナカイノリヒロ]
東京工業大学環境・社会理工学院教授。1958年生まれ。1986年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程単位取得退学後、東京大学助手、東京工業大学助教授等を経て、2002年より同大学教授。博士(工学)。専門は都市計画。国土交通省社会資本整備審議会都市計画・歴史的風土分科会長、住宅宅地分科会長などを歴任。2014~15年度公益社団法人日本都市計画学会会長

長坂泰之[ナガサカヤスユキ]
流通科学大学商学部准教授。1963年横浜生まれ。1985年独立行政法人中小企業基盤整備機構奉職。横浜市立大学大学院都市社会文化研究科博士後期課程修了(学術博士)。全国の中心市街地・商店街再生、阪神・淡路大震災・東日本大震災の被災市街地の商業集積の復興を支援。2019年から現職。専門は、流通政策、商業まちづくり、中小企業経営論

阿部勝[アベマサル]
陸前高田市地域振興部長。1960年岩手県陸前高田市生まれ。岩手県立高田高等学校卒、1979年陸前高田市入職、2014年都市計画課長、2016年建設部長、2020年より現職。岩手地域総合研究所理事、岩手県学童保育連絡協議会副会長。幼稚園、小学校、中学校、高校、市役所まですべて「高田」がつく生粋の地元人間。労働組合、保育や学童保育、PTA、町内会など様々な活動に参加

永山悟[ナガヤマサトル]
陸前高田市建設部都市計画課課長補佐兼計画係長。技術士(建設部門:都市及び地方計画)1984年宮崎県宮崎市生まれ。東京大学大学院社会基盤学専攻(景観研究室)修了後、アトリエ74建築都市計画研究所を経て、震災を機に2012年陸前高田市嘱託職員、2013年から正職員、2019年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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アメヲトコ

6
22年3月刊。東日本大震災の津波で市街地が潰滅した陸前高田の復興過程のドキュメント。文字どおりゼロの状態から、高台の造成と中心市街地の全面的な嵩上げをセットで行うという大規模事業の苦労を、産官学の当事者が詳細に語ります。関係者による執筆なので若干相互の褒めあいという感じもありますが、それでもわずか10年ほどの短期間での復興の早さには驚かされます。2022/09/01

ちや

3
何にせよ移転するには、移転先、移転元、移転方法の3点セットと事業の収支なのかな。収支は補助金で何とかなるとしても2024/03/18

あー

2
よかった。単純に都市計画的な面でも勉強になったし、今後の事前/事後復興を考える上でも良い事例を知ることができた。批判的な目線での本も読みたい。2023/07/14

takao

2
ふむ2023/05/01

Koki Miyachi

1
陸前高田市の東日本大震災からの官民連携の復興の記録。2022/10/29

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