ランドスケープの近代―建築・庭園・都市をつなぐデザイン思考

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ランドスケープの近代―建築・庭園・都市をつなぐデザイン思考

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784306072817
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3052

内容説明

近代ランドスケープとはいかなるものか。ランドスケープアーキテクトたちが闘い続けてきたテーマを、現代の眼で検証する。

目次

第1章 速度―幻想と魅惑のデザイン
第2章 抽象―スペースからプレイスへ
第3章 図と地―反転から環境へ
第4章 公共―都市と庭の再会
第5章 参加―問いかける表現
第6章 情報―喚起される風景
第7章 生態―エコロジーという様式

著者等紹介

佐々木葉二[ササキヨウジ]
1947年奈良県生まれ。1973年大阪府立大学大学院緑地計画工学専攻修士修了。1988年カリフォルニア大学大学院ランドスケープアーキテクチュア客員研究員。1989年ハーバード大学大学院ランドスケープアーキテクチュア客員研究員。ピーター・ウォーカー&マーサ・シュワルツ事務所を経て、京都造形芸術大学教授、鳳コンサルタント環境デザイン研究所とともに設計活動

三谷徹[ミタニトオル]
1960年静岡県生まれ。1987年ハーバード大学大学院ランドスケープアーキテクチュア修士修了。1992年東京大学博士(工学)取得。ピーター・ウォーカー&マーサ・シュワルツ事務所、ササキエンバイロメントデザインオフィス、滋賀県立大学を経て、千葉大学教授、オンサイト計画設計事務所とともに設計活動

宮城俊作[ミヤギシュンサク]
1957年京都府生まれ。1982年京都大学大学院農学研究科博士前期課程修了。1986年ハーバード大学デザイン学部大学院修了。1992年京都大学博士(農学)取得。千葉大学助教授を経て、奈良女子大学住環境学科教授、設計組織PLACEMEDIAパートナー

登坂誠[ノボリサカマコト]
1960年茨城県生まれ。1985年東京大学工学系建築学科修士修了。1990年ハーバード大学大学院ランドスケープアーキテクチュア修士修了。1990年ピーター・ウォーカー&パートナーズ。現在、日建設計、東京大学まちづくり大学院・慶應大学環境情報学部にて非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takahiroyama3

3
近来のランドスケープ作品を、速度・公共・参加・生態といった7つのキーワードから批評する一冊。ランドスケープ・デザインの初学者にとっても、様々な事例を知るきっかけとして、または、事例の見方を学ぶ方法として貢献すると思います。例えば「公共」章の空間を所有する人間から、利用主体の行動や意識まで、公共性の意味が拡大されたという指摘、「生態」章のエコロジカルなデザインアプローチが、自然保護の概念ではなく、場所が持つ自然の意味を見出すことに拡大したという指摘などは、鮮やかです。2020/12/11

阿部

0
ランドスケープデザインだけでなく、オープンスペースやパブリックスペースの変遷としても読めるので興味深かった。近代化に伴うドラスティックな構造の変化。一般に公園と呼んでいるものがどこからやってきたのか考えさせられる。それは公・私の認識に関する問題でもある。2016/11/10

Matsumoto Kazuya

0
見えない庭の後に本書を読んだ。速度・抽象・図と地・公共・参加・情報・生態の7章構成だ。前者は、ピーター・ウォーカーとメラニー・サイモにより、当時の空気と共にアメリカのランドスケープという現代を表した書物であろう。しかし、本書はそれから時代が流れた今日までのランドスケープを近代として捉え直し、論じている。副題にあるように、建築・庭園・都市をつなぐデザイン思考は、どれも独立しないことが、重要だと示唆する。それは、G・エクボの言葉にある「…風景はあるのではなく、なるのである」に集約されているように感じた。深い。2013/05/09

老田洋一

0
環境色彩の参考資料として読んだが、色彩と違い景観デザインからの視点のため、同じ事象についても見解が微妙に異なり非常に面白く参考になった。2012/10/29

yuto

0
各章一つのテーマについてまとめられており、好きなところから読み進めることのできる読み易い構成だった。印象に残ったのは2章"抽象"での場所からの「問い」について、輪郭を持たない視覚的スペースについての言及と、6章"情報"でのメディア・ランドスケープの試みについての言及。後者では環境を情報として捉えたランスケの展開として記号化とフィクションをアプローチとしレム・コールハウスやチェミ、ロバート・ベンチューリ、またチャールズ・ムーアらの考えや作品を例に話を進め非常にわかりやすく書かれていた。日を空けてもう一度読み2011/07/30

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