出版社内容情報
地域文化の成り立ちと橋の役割、橋のデザイン・構造など、景観・歴史・文化的側面から世界各地の魅力ある橋なみを探訪して紹介する。
1 ?(トン)族の芸術作品―風雨橋
2 アーチへの発展過程を示す石橋群―紹興の橋
3 王道の橋―アンコール時代の石橋
4 漢江の奇蹟の軌跡―ソウル・漢(ハン)江(ガン)の橋
5 19世紀と21世紀が共存―シンガポール川の橋
6 小さな楽園の橋―エスファハーン・ザーヤンデ川の橋
7 アジアとヨーロッパを結ぶ―イスタンブールの橋
8 ロマノフ王朝の残影―サンクト・ペテルブルクの橋
9 ブダとペストの街を一体化した―ブダペストの橋
10 チェコの歩みを具現した―プラハの橋
11 世紀末文化の残照―ウィーンの橋
12 栄光、挫折、分断、復興の軌跡―ベルリン・シュプレー川の橋
13 近代斜張橋の揺籃―ライン川中流域の橋
14 舟運と都市交通との両立―アムステルダムの橋
15 「橋」の町の橋―ブリュージュの橋
16 迷宮の街への誘い―ヴェネチアの橋
17 古代ローマの遺産と復興の象徴―ローマ・テヴェレ川の橋
18 アンダルシアの歴史を映す―セビーリャとコルドバの橋
19 地形と舟航を克服した―ニューキャスル・タイン川の橋
20 多彩な色と形式―ロンドン・テムズ川の橋
21 不易と流行―パリ・セーヌ川の橋
22 栄光の吊橋群―マンハッタンの橋
23 震災復興事業の遺産を継承する―隅田川の橋
24 長大橋の宝庫―大阪湾の橋
25 水都・大阪を彩る―旧淀川の橋
Column 趙州橋/フォース鉄道橋/アイアンブリッジ/ガール水路橋/通潤橋/錦帯橋
松村 博[マツムラ ヒロシ]
松村 博(まつむら・ひろし)
1944年 大阪市淀川区に生まれる
1969年 京都大学大学院工学研究科(土木工学専攻)修了
同年大阪市勤務、土木局橋梁課、計画局都市計画課を経て、
大阪市都市工学情報センター理事長、財団法人阪神高速道路管理技術センター常務理事を歴任
主な著書:『八百八橋物語』『大阪の橋』『京の橋物語』(松籟社)、『日本百名橋』『[論考]江戸の橋』(鹿島出版会)、『大井川に橋がなかった理由』(創元社)、など
内容説明
橋がつくってきた世界各地の橋並み探訪。景観・歴史・文化的側面から風土に育まれた魅力ある橋を紹介。
目次
〓(トン)族の芸術作品―風雨橋
アーチへの発展過程を示す石橋群―紹興の橋
王道の橋―アンコール時代の石橋
漢江の奇蹟の軌跡―ソウル・漢江の橋
19世紀と21世紀が共存する―シンガポール川の橋
小さな楽園の橋―エスファハーン・ザーヤンデ川の橋
アジアとヨーロッパを結ぶ―イスタンブールの橋
ロマノフ王朝の残影―サンクト・ペテルブルクの橋
ブダとペストの街を一体化した―ブダペストの橋
チェコの歩みを具現した―プラハの橋〔ほか〕
著者等紹介
松村博[マツムラヒロシ]
1944年大阪市淀川区に生まれる。1969年京都大学大学院工学研究科(土木工学専攻)修了。同年大阪市勤務、土木局橋梁課、計画局都市計画課を経て、大阪市都市工学情報センター理事長、阪神高速道路株式会社監査役などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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