地震との戦い―なぜ橋は地震に弱かったのか

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地震との戦い―なぜ橋は地震に弱かったのか

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784306024649
  • NDC分類 515.1
  • Cコード C3052

内容説明

世界一安全に造られていると言われていた橋はなぜ倒壊したのか?なぜ専門家も大被害を見抜けなかったのか?兵庫県南部地震以降、橋は安全になったのか?耐震技術の開発の歩み。

目次

第1章 なぜ橋は倒壊したのか?
第2章 安全神話の終焉と言われた一九九五年兵庫県南部地震
第3章 地震の揺れはどのくらい強い?
第4章 耐震技術はどのように開発されてきたか?
第5章 塑性変形を考えないと説明できない地震被害
第6章 地震時保有耐力法
第7章 免震・制震技術
第8章 海外における耐震技術
第9章 新たな脅威―津波と長周期地震動

著者等紹介

川島一彦[カワシマカズヒコ]
1947年兵庫県生まれ。1970年名古屋大学土木工学科卒、同大学院土木工学専攻修士課程修了後、1972年建設省入省。土木研究所耐震研究室長等を経て、1995年東京工業大学大学院土木工学専攻・教授。2013年東京工業大学名誉教授。工学博士。専門は耐震工学。建設大臣表彰、土木学会論文奨励賞、田中賞、吉田賞等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きみたけ

33
1995年兵庫県南部地震では、これまでにない強烈な地震の揺れによって高架橋などの橋に甚大な被害が出ました。この背景には地震による揺れと被害との距離感が専門家にも見えなかった一つの原因があると著者は見ています。世界一安全に造られていると言われていた橋はなぜ倒壊したのか?なぜ専門家も大被害を見抜けなかったのか?兵庫県南部地震以降、橋は安全になったのか?耐震技術の開発の歩みについてまとめています。内容は少し難しかったのですがそれなりに理解できました。2021/07/17

Uzundk

5
地震後の熊本に行く際のお供に読んだ。地震から3週間をすぎて主要な幹線と新幹線が復旧している。短期で復旧できていると言う事は復旧作業が素早いこともあるが、被害を受けた構造物が少ないことも意味する。1995年兵庫でなぎ倒された高速道のころとどのような違いがあるのかの参考になった。一つは建物が大きな力に耐えられるようにすること、即ち耐震。もう一つは耐えきれないエネルギーを吸収し、構造が歪んでも崩壊をさせないこと、即ち免震。地震が建物にどのように作用するか研究によって、効果的な設計が出来るようなった背景を知った2016/05/05

読者

1
★★★★★ 2000円もするから専門書の部類に入ると思うけど、とても読みやすく解りやすかった。2019/10/19

さん

1
非常にわかりやすく書かれていた。橋梁に対する耐震設計の考え方とその歴史、日本の耐震設計の大きな契機となった阪神淡路大震災について。何度も読み返して、知識を深めていきたい。2015/09/11

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