月曜日の抹茶カフェ

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月曜日の抹茶カフェ

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  • サイズ 46判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784299020284
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日に、一度だけ「抹茶カフェ」を開くことに。ツイていない携帯ショップ店員と愛想のない茶問屋の若旦那、妻を怒らせてしまった夫とランジェリーショップのデザイナー兼店主、恋人に別れを告げたばかりのシンガーと実家の祖母と折り合いが悪い紙芝居師、京都老舗和菓子屋の元女将と自分の名字と同じ名前の京菓子を買いにきたサラリーマン…。この縁は、きっと宝物になる―。人は知らず知らずのうちに、誰かの背中を押している。一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12ヵ月の心癒やされるストーリー。

著者等紹介

青山美智子[アオヤマミチコ]
1970年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。第28回パレットノベル大賞(小学館)佳作受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』(宝島社)が第1回宮崎本大賞を受賞。同作と2作目『猫のお告げは樹の下で』(宝島社)が未来屋小説大賞入賞。『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)が2021年本屋大賞で2位獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さてさて

776
『縁って、実はとても脆弱なものだと思うんです。どちらかが一度でもぞんざいな扱いをしたら、あっけなくちぎれてしまう』。私達は人と人との『縁』の中で生きています。そんな『縁』の繋がりは決して年齢や立場などの壁で仕切られません。意識の中にある繋がり以外に、日々関わりあって、日々広がって、そして日々繋がっていく私達。そんな私達の周りに存在する”繋がりの輪”に光を当てたこの作品。青山さんらしく、優しく、穏やかに、そして思った以上に深く掘り下げられていく物語の中に人と人との繋がりの素晴らしさを改めて感じた作品でした。2021/09/11

しんごろ

755
揃いも揃った十一人と一匹。月が替われば運のつきも変わるもの。でもやることはただひとつ。マイペースでいいから前進あるのみで、頑張るだけさ。頑張る人には、向こうから縁がやってくる。それが赤い糸だったり、いきるヒントだったりは時の運。ただ言えることは、マーブル・カフェの裏メニューには、やり手のマスターも知らない“幸運”というメニューが、隠し味に“幸せ”が入ってるようです。ここで注意事項があります。読むときには手ぬぐいを用意してください。油断するとウルッとしますよ。2021/09/20

kou

751
まさか「木曜日にはココアを」の続編が読めるとは!今回も温かく優しい気持ちになれる読後感だった。願わくば、この本の世界の住人になりたい!シリーズ化希望。2021/11/17

ポプラ@むいちゃんとペア画中🌴🌨️

706
あの感動作「木曜日にはココアを」の続編ということでワクワクの期待感で読みましたが、期待以上に素敵な作品でした。前作同様12編からなる短編集でしたが、それぞれの物語が繋がってたり、それに前作の登場人物も出てきてたりと、なかなかの趣向を凝らした感じ。読んでてホンワカと心暖まる 話、ちょっぴり切なくなる話とか、飽きさせない構成も素晴らしい。今回は東京から京都へのお話ということで、やっぱり京都って何回行っても、また行ってみたいなぁ!って、特に紅葉の季節に行けたら最高だろうなぁ、と想いを馳せる、そんな読後感でした。2022/10/16

ひさか

700
21年9月宝島社刊。書き下ろし。シリーズ2作目。月曜日の抹茶カフェ、手紙を書くよ、春先のツバメ、天窓から降る雨、拍子木を鳴らして、夏越の祓、おじさんと短冊、抜け巻探し、デルタの松の樹の下で、カンガルーが待ってる、の12の連作短編。前編が次の話に繋がって、ラストで円環になるのは前作と同じだか、登場人物達への共感は今回の方が大きい。描かれる世界も、天窓〜の湯船に落ちる雨、デルタ〜でバケツを鞄のように持つ大学生等、印象的なシーンが素敵で楽しい。表紙や各話のタイトルに配置した田中達也さんのミニチュアも面白い。2022/06/29

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