出版社内容情報
Pythonには標準でlist型やdict型などのデータ型、ソートや探索の便利なアルゴリズムが実装されており、ライブラリも充実しています。基本文法とライブラリの使い方を学習するだけで、ある程度プログラムを作成できるようになります。ところが複雑な問題に直面したとき、初歩的な知識だけでは立ちどころに行き詰ります。問題をずばり解決する機能やライブラリがあるとは限りません。さまざまな実装方法、機能、ライブラリから、最適なものを選び、組み合わせる必要が出てくるかもしれません。こういったとき、プログラム構造の理解が必要で、なかでもアルゴリズムとデータ構造が重要な要素になります。本書はこのふたつを徹底的にかみ砕いて解説し、ときに開発現場で使用されるテクニックや考え方も盛り込むことで、読者を深い理解へと導きます。
内容説明
Pythonの標準機能やライブラリを利用すれば、手軽にプログラムを作成できる。だが、現実に抱えるような複雑な問題を、ずばり解決してくれる機能があるとは限らない。そんな問題に直面したときに役立つのが、アルゴリズムとデータ構造の知識だ。このふたつを習得していればプログラム構造の理解に通じ、問題への対応が可能となる。
目次
第1章 アルゴリズムの基礎
第2章 アルゴリズムの評価
第3章 配列と連結リスト
第4章 スタックとキュー
第5章 ソート
第6章 探索
第7章 連想配列
第8章 文字列検索
第9章 木構造
第10章 グラフ
第11章 さまざまなアルゴリズム
付録
著者等紹介
黒住敬之[クロズミタカユキ]
信州大学大学院工学系研究科修士課程修了(位相幾何学専攻)。大学院卒業後、都内のSIerに勤務、業務システムの開発を行う。現在はEC企業のシステム開発部門に所属、Pythonを使用したシステム開発業務に従事。また、個人でもシステム開発やデータ分析業務等を受託。アイティーアールディーラボ代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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