出版社内容情報
さまざまな問題を解決するためには、適切なアルゴリズムを判断したり、ときには自分で生み出したりできる力が必要です。そして、自在に使いこなせるようになるためには、知識をためるだけではなく実践してみることも大切です。
本書では、「テンパズル」「数独」「4×4オセロ」といったさまざまなパズルのソルバーを実装することで、楽しく効率的にアルゴリズムの設計力が磨けます。各アルゴリズムの概要は、図解でしっかり解説。数学的解法といった発展的な内容も盛り込みました。競技プログラミングに挑戦したい方の第一歩としてもお勧めの1冊です。
内容説明
パズルにはアルゴリズム設計に役立つ要素が満載!テンパズル→データ構造。数独→枝刈り。ドミノタイリング→マッチング。パズルソルバーの実装を通して、アルゴリズムを考える力を磨こう。
目次
第1章 アルゴリズム入門(テンパズル―力まかせ探索;小町算―再帰関数;虫食算―枝刈り)
第2章 グラフアルゴリズム(数独―深さ優先探索1;覆面算―深さ優先探索2;迷路―幅優先探索)
第3章 発展的なアルゴリズム(15パズル―反復深化A*;4×4オセロ―ゲーム探索;編集距離―動的計画法 ほか)
著者等紹介
大槻兼資[オオツキケンスケ]
1988年生まれ。2014年東京大学大学院情報理工学系研究科修士課程修了。修士(情報理工学)。現在、株式会社NTTデータ数理システム顧問、株式会社アルゴ式執行役員(共同創業)。アルゴリズムをはじめとしたコンピュータサイエンスの諸分野の啓蒙活動に従事。「けんちょん」の愛称で親しまれている。数理最適化や機械学習を活用した数理コンサルティング業務の経験も多数。趣味は競技プログラミング、虫食算作り、ボルダリング、国内旅行など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tenouji
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