つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法

佐々木 正悟【著】

技術評論社（2021/10発売）

• サイズ 46判／ページ数 174p／高さ 19cm
• 商品コード 9784297123277
• NDC分類 336.4
• Cコード C0036

出版社内容情報

他人に気をつかいすぎて疲れる。
「人の目を気にしない」なんてムリだし、「心を強くする」なんてできない。
嫌な人とは距離を置こうとしてもうまくいかない――

「ライフハック」「仕事術」を駆使して怒られない方法を模索していきながらも問題が解決しなかった著者がたどりついた解決策とは？

人間関係で消耗しないための最終結論、教えます。

イラストは『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』をはじめとした著作で人気の永田カビ氏。

内容説明

世の中の人たちの無神経ぶりに腹を立てても、苦しむのは自分だけ。ライフハックや仕事術を駆使しても解決しない。人間関係で疲れないためのカギは「甘え」にある。

目次

第１章　「警戒」しても怒られる
第２章　怖さの原因は脳にある
第３章　解決に必要なのは「甘え」である
第４章　「甘え」を活かした仕事術
第５章　「パワハラ上司」がどうしても我慢ならない人へ
第６章　休むのは甘えである

著者等紹介

佐々木正悟［ササキショウゴ］
心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。１９７３年北海道旭川市生まれ。１９９７年獨協大学卒業後、ドコモサービスで派遣社員として働く。２００１年アヴィラ大学心理学科に留学。２００５年に帰国。幼稚園のころから大人の叱責に神経質すぎるところがあり、かくべつ厳しい家庭で育ったわけでもないのに母親の顔色をよくうかがっていた。成人後も上司や先輩社員などの些細な指摘に耐えられず、組織で働くことを拒否して、心理学を勉強するために渡米する。帰国後も対人関係への苦手意識から在宅での仕事を中心とし、人前で失敗しないための「ライフハック」を追求し、それを題材とした文章発信で生計を立てる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Monsieur M.]

「怒る人はおびえている」は、そうかなと思う。ただし、私に怒る人が、私におびえているわけではないのではないか……？それと、「相手に先に甘えさせてやれば、相手も自分に甘えさせてくれるようになる」というのは、腑に落ちない。パワハラ上司とか、人の弱みに付け込んでくるような人間は、ますます舐めてかかって横暴に振る舞ったり、付け込んだりするだけだと思う。ということで、納得できない点もあったが、怒ると自分が損するだけ、おびえないことが大事というのは、そのとおりだと思った。

2022/01/19

[Go Extreme]

警戒しても怒られる：怒られないためのライフハック　警戒しても問題は解決しない　𠮟責ゼロは実現できず 怖さの原因は脳にある：怖いと偏桃体が活性化　自分を傷づける　コルチゾール　警戒にはコストがかかる　 解決に必要なのは「甘え」である：HSPは日本であたりまえ　安全な居場所　叱責恐怖症　甘えさせる　 甘えを活かした仕事術：自己愛の基本は親子関係　 パワハラ上司がどうしても我慢ならない人へ：怒る人はおびえている　起こっている人の真似　スクワット 休むのは甘えである：自分の身体を甘えさせる　110％の睡眠時間

2021/11/15

[kaz]

そう言われても、それが簡単にできないから問題なんだろうと思わざるを得ない。言っていることは理解できないではないが、やはり腹に落ちてこない。図書館の内容紹介は『他人に気をつかいすぎて消耗する毎日を変えるには。甘えること＝悪いことという等式を手放し、怒られることを恐れず、他人の顔色をうかがわなくても済むようになる方法を紹介する』。

2023/02/15

[noriyorino]

顔色をうかがうとは相手におびえること。怯えるのをやめるには相手を甘やかすこと。甘やかすとは相手の依頼に即座に全力で答えること。

2021/11/02