内容説明
この結婚、本当に正しかったのかな?「暮らしのおへそ」編集ディレクター・イチダさんが7人の妻と考えた、幸せな夫婦になるためのこと。
目次
夫婦の本当の姿はひとりひとり。相手を変えるのでなく、まずは自分が変わることから―久保輝美さん(パン教室・ベーグルショップ元店主)
子育ては助けてもらわなきゃ、つらすぎる。まずは、自分のための主張を声にすることから―本多さおりさん(整理収納コンサルタント)
自分にとっての「一番大事」が夫には「一番」とは限らないと知る―附柴彩子さん(石鹸専門店経営)
夫は夫の人生を妻は妻の人生を楽しめばいい。できるのは、互いの応援団になることだけ―鈴木尚子さん(ライフオーガナイザー)
大事なことは語り合っても解決しない。必要なのは、同じ空気を吸うということ―山本祐布子さん(イラストレーター)
夫とは、妻とは。そんな役割の一歩外に。見方を変えれば、ご機嫌に暮らす方法が見つかる―竹田理紀さん(フリー編集者)
ずっとお母さんが家にいるという幸せを求めて―枦木百合子さん(専業主婦)
著者等紹介
一田憲子[イチダノリコ]
編集者、ライター。OLを経て編集プロダクションに転職後、フリーライターに。暮らしまわりを中心に、書籍・雑誌で執筆。独自の視点による取材・記事が人気を得ている。「暮らしのおへそ」(主婦と生活社)では、編集ディレクターとして企画・編集に携わる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ででんでん
88
「自分が『やってやったぞ』と主張したって、相手は喜ばない」「相手にやってもらうことを、いちいち『悪いな』と思わなくても大丈夫」。正論より現実。価値観の違うふたりの「ものさし」の共通点を見つける。他人にダメだと評価されるところも「そこが魅力」と言ってあげられるのは一番近くにいるもの。夫婦であっても、相手の「生き方」を変えることはできない。ものを頼むことは、潔く自分を明け渡すこと。「違い」=悪ではない→2本のアンテナでキャッチできる情報が2倍。相手の行動によって、自分の心が動いたことをきちんと言葉や姿で示す。2021/01/21
U
19
読メをお休みしていた間に読んだ本の中で、よかった本の感想をまとめてアップしています。そろそろ終盤。今日は連投、失礼しました。こちらの本は、結婚して半年後くらいに悩んでいたとき、本屋さんで偶然見つけて、読んで心が軽くなった本です。違う環境で育った二人が、一緒に暮らすのは大変さもありますが、柔軟性を忘れずにいたいです。私だけじゃないと知り、チョットほっとしました(苦笑)2022/02/06
チャー
16
女性ライターが様々な分野で活躍する女性に夫婦関係についてインタビューした本。共働きが一般化する昨今で、夫婦の関係の在り方について様々な考え方や捉え方が紹介されており大変興味深い。インタビューされている皆さんが実践して考えている内容が対談形式で綴られており納得感も大きい。時にははっきりと伝えることも必要だが、ふとした時に感じる違和感や違いを悲観的に捉えるのではなく、楽観的かつポジティブに見直すことも大切。つらいときはまず自分を整えることを優先し、その状態であることを相手に話すという点は大事であると感じた。2022/10/06
Yuka
8
これ読んで結婚やパートナーに対する幻想?のような物が解けた気がする。もうちょっと気楽というか、完璧を求めずに相手と向き合ってもいいのかもしれないなぁ。結婚に対する嫌悪感がちょっと薄れた気もする。2021/12/03
ひめぴょん
8
一田さん自身とインタビューした7人の女性の結婚生活のことを一田さんなりに噛み含めて書かれています。夫婦関係が円満になる秘訣として、役割を期待しない、経済的常識を振りかざさないということが大切かと思いました。結婚生活も長くなるといろいろあり、最近は簡単に離婚に踏み切る方が多い気がしますが、誰と結婚しても何らかの問題は起きるのだから人生の修行と割り切るようにしています。あくまで女性視点からの「夫と機嫌よく暮らすための知恵」です。結婚に限らず、良好な人間関係が大切ではありますので、いろいろな場面にこういった考え2020/12/14
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