作曲家・人と作品シリーズ<br> ベートーヴェン

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作曲家・人と作品シリーズ
ベートーヴェン

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  • サイズ B6判/ページ数 269,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784276221758
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C1073

出版社内容情報

ベートーヴェン研究第一人者が、新しい「書簡全集」や「筆談帳」などから得られる新たな人間像を浮き彫りにし、独自の作品論も。

高校生から研究者まで、すべての音楽ファンを対象とした伝記シリーズの決定版、待望の「ベートーヴェン」がついに刊行!本シリーズは、第1期としてショパン、シューベルト、モーツァルトなど12巻が2005年までに刊行され、本書はその後スタートした第2期の6巻目である。
長く日本のベートーヴェン研究の第一人者であり続けてきた著者は今回、生涯篇ではベートーヴェンと交流のあった多くの人々との関連に新たな光をあて、新しい「書簡全集」や「筆談帳」から得られるベートーヴェンの人間像に独自性を打ち出している。作品編でも、長年の研究成果が結実された著者独自の視点、解釈が読みどころとなっている。
ベートーヴェンが生きたのは、社会的にさまざまなターニングポイントとなった時代。加えて、難聴や叶うことのなかった恋の数々……。苦難と共に生きた(と思われる)ベートーヴェンにとって、音楽はどのようなものだったのか。従来の伝記からは伺い知れないものも少なくない。

■生涯篇■
第一章

内容説明

貴族社会が最後の栄華を極めた19世紀初頭、ウィーンの音楽界に登場した男。皮肉屋で意外と純情…。現代へと通じる「芸術音楽」の幹を作り上げた56年、その生涯と作品の全貌が凝縮された1冊。

目次

生涯篇(音楽家の誕生―一七七〇~八〇;ボンの音楽環境と宮廷楽師―一七八一~九二;ウィーン初期~ピアニストから作曲家へ―一七九三~一八〇〇;革新への目覚めと苦悩の兆し(一八〇一~〇二)
名声の確立(一八〇三~一一)
不滅の恋人との出会いと別れ、ゲーテとの邂逅、そしてスランプ(一八一二~一六)
最後の十年(一八一七~二七))
作品編(交響曲;協奏曲;弦楽四重奏曲;ピアノ・ソナタ;ピアノ変奏曲;チェロ・ソナタとヴァイオリン・ソナタ;その他の室内楽作品;声楽作品;管弦楽曲)
資料篇(ベートーヴェン年譜;ジャンル別作品一覧;主要参考文献;人名索引)

著者等紹介

平野昭[ヒラノアキラ]
1949年、横浜生まれ。武蔵野音楽大学大学院音楽学専攻修了。慶應義塾大学文学部教授、静岡文化芸術大学名誉教授、沖縄県立芸術大学客員教授。古典派とロマン派音楽を専門分野とし、特にベートーヴェン研究をライフワークとしている。日本音楽学会、国際音楽学会、18世紀学会各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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のっち♬

105
2012年発刊。社会的生活者としてのベートーヴェン像の刷新を試みた伝記。一喜一憂させたフランス革命後の動乱や、人々との交流を多岐に渡り言及したのが本書の特徴。ハイドンの弟子で人脈に恵まれても吝嗇に加え、不景気、前衛的過ぎて評価されない楽曲、進行する難聴、弟の貧困などは経済的安定への執着を生んだようだ。自由思想は恋の切り替えの早さにも窺われる。カール問題は義妹の不品行をマスキングした記述がフェアに思えない。交響曲に重点を置かない室内楽中心の解説は主題法、調性、構成などの斬新さを掘り下げていて読み応えがある。2023/08/16

よし

3
最後の章はMISSA SOLMNISを聴きながら読み終えました。甥のカールが生き甲斐であったこと、いろいろな恋愛をしてきたこと等、人間味のあるベートーベンが垣間見れて、今後当時どんな環境、心境だったのだろうと想像しながら曲を聴くことができ、楽しみが増えました。2021/01/31

Yoshi

3
ドイツの天才 ベートーヴェンの一生。 ハイドンとの師弟関係、エリーゼの為にで有名なテレーゼや甥のカールの話、ゲーテとの関係、シラーとの関係については詩を読み込んでたのは知っているが少なかったので直で接したことがなかっただろうのか? 人間関係の話も面白くそれに付随して作品の流れが細かく書かれており理解に非常に助かった。 交響曲5番運命、交響曲6番田園と第9、オペラ、フィディリオの失敗から成功、ソナタや4重奏、ベートーヴェンの行った革新もまとめてあり、ベートヴェン研究の本は多いのでこれを始めに読んでいきたい。2020/10/28

大岡 孝之

3
これはオススメ。人間関係、社会との関わりなど広い視野でベートーヴェンをとらえている。個人的には、手紙類が結構細かく紹介されているのが気に入った。死の3週間前、死の床についていたベートーヴェンのもとに届けられた甥カールの手紙に「僕の大切な父へ」とあったらしい。これだけで泣けてくる。2012/11/29

はちめ

2
このクラスの天才になると人生の出来事と作品の内容はほとんど関係ない。体調の良し悪しによる制作速度が変わるだけのような気がする。モーツァルトにも感じることだけど。2014/01/13

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