バルトークの民俗音楽の世界―子供のためのピアノ作品を題材に

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バルトークの民俗音楽の世界―子供のためのピアノ作品を題材に

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  • サイズ A5判/ページ数 150p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784276143722
  • NDC分類 762.347
  • Cコード C1073

出版社内容情報

《子供のために》等を題材に、ハンガリー、ルーマニア、スロヴァキアの民俗音楽の基礎と演奏法を解説。バルトーク没後70年企画。

《子供のために1, 2》や《ルーマニア民俗舞曲》など、バルトークの子供のためのピアノ作品を題材に、ハンガリー、ルーマニア、スロヴァキアの民俗音楽の基礎を解説する。バルトークが作曲の基礎とした民俗音楽の世界をもっと知りたい、《子供のために》をレッスンでどう取り上げてよいかわからない、というピアノ学習者や指導者に向けて、それらの旋律構造、音階、音程、リズム、イントネーション、拍子、歌詞の意味などを分かりやすく説明する。各作品の元となる民謡の歌詞訳や譜例を豊富に掲載し、民俗音楽をベースとした作品を自発的、積極的に楽しむ力を養う。また、ピアニストでもある著者による演奏アドヴァイスも満載。バルトーク作品に取り組む際の、多様な「気づき」を促す、待望の一冊である。著者は日本におけるバルトーク研究の第一人者、パップ晶子氏。2015年はバルトーク没後70年。

はじめに
序章
 5音音階発見の感動/ハンガリーの伝統を継承するセーケイ人/味わい深い古風な旋律
第1章 ハンガリー民謡の世界
 3つのグループ(古いスタイルの旋律/新しいスタイルの旋律/その他の旋律)/感動の名曲
 ♪《子供のために1》より、《15のハンガリー農民歌》より
第2章 ルーマニアの器楽の旋律とコリンダの世界
 ルーマニア民俗音楽に夢中になったバルトーク/ルーマニア人のルーツ
 ♪《ルーマニア民俗舞曲》全曲、《ルーマニアのクリスマスの歌》より
第3章 スロヴァキア民謡の世界
 スロヴァキアは民謡の宝庫/《子供のために1》ハンガリー編と《子供のために2》スロヴァキア編の特色と違いとは/《子供のために2》に出てくる歌のジャンル
 ♪《子供のために2》より
あとがき

【著者紹介】
桐朋学園大学ピアノ科卒業。ハンガリー政府奨学金を得てリスト音楽院に留学。現在もハンガリー科学アカデミー・バルトーク資料館をしばしば訪れ、バルトーク研究を続けるかたわら、レクチャー・コンサートも精力的に行う。バルトーク研究を末吉保雄、ラースロー・ショムファイ各氏に師事。現在、鎌倉女子大学准教授。音楽之友社刊「バルトーク ピアノ作品集1~3」「子供のために1・2」「ミクロコスモス1~6」「戸外にて」の編集も手がける。

内容説明

1904年、使用人リディが口ずさんだ素朴なメロディを聞いたバルトークは、真のハンガリー精神は農村で伝承されている民族音楽にあると確信した。その後、バルトークはハンガリー、ルーマニア、スロヴァキアの民俗音楽の旋律を採集、分析し、創意豊かな作曲技法を確立する。そうして生まれたバルトーク作品の旋律は、なぜ独特な魅力を放つのだろう。本書は、バルトークの子供のための作品を題材に、その旋律構造、音階、音程、リズム、イントネーション、拍子、歌詞の意味などを分かりやすく説明する。バルトーク作品をレッスンに取り入れたい指導者、バルトーク作品を演奏したい学習者、そして何より、バルトーク作品を愛するすべての人に贈る。

目次

ハンガリー人は私たちと同じアジア起源(5音音階発見の感動;ハンガリーの伝統を継承するセーケイ人;味わい深い古風な旋律)
第1章 ハンガリー民謡の世界(3つのグループ;感動の名曲)
第2章 ルーマニアの器楽の旋律とコリンダの世界(ルーマニア民俗音楽に夢中になったバルトーク;ルーマニア人のルーツ)
第3章 スロヴァキア民謡の世界(スロヴァキアは民謡の宝庫;“子供のために1”ハンガリー編と“子供のために2”スロヴァキア編の特色の違いとは;“子供のために2”に出てくる歌のジャンル)

著者等紹介

パップ晶子[パップアキコ]
桐朋学園大学ピアノ科卒業。ハンガリー政府奨学金を得てリスト音楽院に留学。1996年より、しばしばハンガリー科学アカデミー・バルトーク資料館を訪れ、バルトーク研究を行っている。バルトーク作品の楽譜校訂を始め、多数の執筆活動、バルトーク作品に関するレクチャー・コンサートを精力的に行う。ピアノを田村明子、高柳朗子、ジュラ・キシュ、マリアン・アーブラハーム各氏に、バルトーク研究を末吉保雄、ラースロー・ショムファイ各氏に師事。鎌倉女子大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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moriya-man

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長 短調の無い概念がわかった・・・ アンサンブルでの合奏へかなりプラスになる、素敵な教科書です!2016/01/26

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