バロック音楽を読み解く252のキーワード―ア・カペッラからサルスエラまで

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784276140639
  • NDC分類 762.05
  • Cコード C1073

出版社内容情報

フランス・バロック音楽研究の第一人者によるバロック音楽基本用語辞典。実例として楽曲名が豊富にあげられている。

バロック音楽に関係する基本的な用語の解説集。
まえがきで、バロックをめぐる諸問題――語の定義・時代様式・時代区分など――に対する著者の考え方が、本書の編集方針とともに明快に述べられている。
それによれば、社会史にかかわる用語よりは音楽の技術的な用語、ルネサンスに起源をもつ用語や後の時代に影響を与えた用語よりはバロック時代に特有の用語を優先し、1600の候補から252項目に絞り込んでいる。
本書の最大の特色は、語の定義について述べた当時の文献からの引用が随所でなされていることと、実例として楽曲名が豊富にあげられていること。巻末に、略年表、参考文献、欧文事項索引、人名索引を掲載。
著者はフランス・バロック音楽研究の第一人者。クリスティ、ミンコフスキ、ニケら著名な演奏家の活動にも協力。
訳者は多摩美術大学教授で、18世紀フランスの音楽美学の研究者。

日本語版のための凡例

まえがき

項目
ア行
カ行
サ行
タ行
ナ行
ハ行
マ行
ヤ行
ラ行
ワ行

略年表
参考文献
訳者あとがき
欧文項目索引
人名索引

【著者紹介】
フランス国立科学研究センターの研究ディレクター。『ラモー全集』(Billaudot, 1996-2002;Barenreiter, 2003-)ならびに「音楽学叢書」(Minerve)の編集長。ウィリアム・クリスティ、マルク・ミンコフスキ、エルヴェ・ニケらの演奏活動にも協力。著作には、『ジャン=フィリップ・ラモー、音楽作品のテーマ別カタログ』(共著、2003-)、『ジャン=フィリップ・ラモー:《ボレアード》または忘れられた悲劇』(1992)などがある。

内容説明

音楽の技術的な用語・バロック時代に特有な用語を厳選。当時の文献から適宜引用。時代の特徴が見えてくる。曲名を多数列挙。実例にあたる時、非常に便利。貴重な譜例・図版を収録。説明とあわせて内容を立体的に把握できる。巻末に、略年表・参考文献・欧文項目索引・人名索引を掲載。

著者等紹介

ブイスー,シルヴィ[ブイスー,シルヴィ][Bouissou,Sylvie]
フランス国立科学研究センターの研究ディレクター。『ラモー全集』(Billaudot,1996‐2002;B¨arenreiter,2003‐)ならびに「音楽学叢書」(Minerve)の編集長。ウィリアム・クリスティ、マルク・ミンコフスキ、エルヴェ・ニケらの演奏活動にも協力

小穴晶子[コアナアキコ]
1977年東京大学文学部卒業。1984年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学(美学芸術学専攻)。1989~1992年東京大学文学部美学芸術学研究室助手。現在、多摩美術大学教授。研究の専門領域は18世紀フランスの音楽美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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