合本 日本伝統音楽の研究

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  • サイズ B5判/ページ数 545p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784276133129
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C1073

内容説明

「体験としての音楽」という視点から、私たちの足もとの文化を見つめなおした…画期的研究、待望の復刊。復刊にあたり、『日本傳統音楽の研究(1)民謡研究の方法と音階の基本構造』と『日本伝統音楽の研究(2)リズム』を合本とし、解題(金城厚)を付した。

目次

第1章 方法論の序説(対象の範囲;認識のし方(メルスマンの美学に対する批判)
体験としての音楽
民族性と音楽)
第2章 民謡の研究方法(欧米における民謡研究の概観;日本における研究;民謡の概念;民謡の実態―一般的性格;研究対象としての民謡;唄の採集;補助的記録;採譜についての問題;採譜の実際と記譜法の試み;比較観察の意味;比較観察の方法;分類;2つの様式;共同社会の歴史的変遷)
第3章 比較音楽的方法による―音階の研究(旋律中の音程関係;わらべ唄と民謡の終止音;核音;核音の比較音楽的意味;核音による旋律構造の種類;基本的4度構造;基本的4度構造のつづき;4度構造の比較音楽的意身;テトラコルドの分類;テトラコルドの積み重ね)
第4章 音階についての諸問題(5音音階と7音音階(日本の雅楽における五声と七声)
全音的(無半音の)5音音階
半音的5音音階
中国の民謡とその音階
朝鮮の民謡とその音階
インドネシアの音階に関数r覚え書き)

著者等紹介

小泉文夫[コイズミフミオ]
音楽学者。元東京芸術大学音楽学部教授。1927年東京に生まれる。1951年東京大学文学部美学美術史学科卒業。1957年から59年にかけてインドに留学。その後、世界各地で音楽調査をおこなうとともに、東京のわらべうたや沖縄の音楽の共同研究を推進する。1983年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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