中国農村経済と社会の変動―雲南省石林県のケース・スタディ

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  • サイズ A5判/ページ数 341p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275018984
  • NDC分類 611.022
  • Cコード C3033

内容説明

本書は、日本側と中国側による雲南省石林(旧名路南)彝族自治県を対象とした文部省科研費による共同調査と共同研究(課題番号09044022「雲南省農村の市場発展過程にかんする社会経済的研究―路南彝族自治県を中心として」)の成果を収録したものである。

目次

調査地域の概況、調査の方法、および所収論文の概要
石林彝族族自治県の経済発展史
石林県の農村における市場経済発展の概況
石林彝族自治県の少数民族経済と少数民族教育の相互促進作用
観光業と石林県の経済発展
財政改革下の地方政府間財政関係
煙草市場の変動と昆明煙草公司の産地政策の転換―石林県山間主産地の事例分析
中国食糧流通体制の変遷と改革―雲南省石林県を実例に
1990年代半ばの雲南農村における農家の農業経営行動と階層変動
内陸農村における農家兼業と農業再編の課題
雲南農村における市場と商人―石林県板橋郷・圭山郷集市調査

著者等紹介

中兼和津次[ナカガネカツジ]
1942年北海道に生まれる。1964年東京大学教養学部教養学科卒業。アジア経済研究所調査研究部研究員、一橋大学経済学部助教授、教授を経て1990年東京大学経済学部教授。現在、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授(経済学博士)
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