出版社内容情報
土木計画のプロセスに対応させつつ、交通施設計画について論述した点が大きな特徴である教科書。交通計画を初めて学ぶ学生を対象。
多様化する交通施設計画の最新の知見を盛り込んだ待望の第2版!
1996年に国民科学社から発行された、交通手段を総合的な見地から言及した教科書「交通システム」の第2版です。
交通計画は土木計画の主要な一分野であり、交通計画に関する講義は通常、土木計画学等の講義に引き続いて行われます。しかし、初学者に対して土木計画のプロセスに対応させつつ、交通施設計画について論述した教科書はあまりありません。交通工学・計画に関する多くの好著がある中で、この点が本書の大きな特徴であり、また、タイトルを「交通システム」とした理由となっています。
なお、本書は交通計画を初めて学ぶ学生を対象とており、平易に記述していますが、加えて、交通計画の分野に興味を持たれる方々にとっても興味深い内容となっています。
1章 交通システム概説
2章 交通の実態と調査
3章 交通需要の推定
4章 道路交通システムの計画
5章 公共交通システムの計画
6章 交通結節点の計画
7章 交通システムの評価
8章 都市の交通管理
9章 地区交通計画
10章 これからの交通システム
目次
1章 交通システム概説
2章 交通の実態と調査
3章 交通需要の推定
4章 道路交通システムの計画
5章 公共交通システムの計画
6章 交通結節点の計画
7章 交通システムの評価
8章 都市の交通管理
9章 地区交通計画
10章 これからの交通システム
著者等紹介
塚口博司[ツカグチヒロシ]
1974年大阪大学工学部土木工学科卒業。1979年大阪大学大学院工学研究科博士課程研究指導認定。1982年工学博士(大阪大学)。大阪大学助手・講師、京都大学講師・助教授を経て、1993年立命館大学理工学部教授。2016年立命館大学特任教授
塚本直幸[ツカモトナオユキ]
1974年京都大学工学部交通土木工学科卒業。1976年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。1991年京都大学博士(工学)。(株)長大、日本アイ・ビー・エム(株)、大阪産業大学助教授を経て、1997年大阪産業大学工学部教授。2001年大阪産業大学人間環境学部教授
日野泰雄[ヒノヤスオ]
1975年大阪市立大学工学部土木工学科卒業。1977年大阪市立大学大学院工学研究科修士課程修了。1990年工学博士(大阪市立大学)。大阪市立大学助手・講師・助教授を経て、2001年大阪市立大学大学院工学研究科教授
内田敬[ウチダタカシ]
1986年京都大学工学部交通土木工学科卒業。1988年京都大学大学院工学研究科修士課程修了。1994年京都大学博士(工学)。京都大学助手・講師、東北大学助教授、大阪市立大学助教授・准教授を経て、2011年大阪市立大学大学院工学研究科教授
小川圭一[オガワケイイチ]
1993年東京工業大学工学部土木工学科卒業。1998年東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。1998年東京工業大学博士(工学)。岐阜大学助手・講師、立命館大学講師を経て、2007年立命館大学理工学部准教授
波床正敏[ハトコマサトシ]
1991年京都大学工学部交通土木工学科卒業。1993年京都大学大学院光学研究科修士課程修了。1998年京都大学博士(工学)。三菱総合研究所、大阪産業大学助手・講師・助教授・准教授を経て、2011年大阪産業大学工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 新時代の博物館学