目次
第1章 エネルギーと電力(エネルギー;電力品質;電力ネットワーク)
第2章 発電(発電の基本;水力発電;火力発電;原子力発電)
第3章 送電(送変電方式;送電設備の事故対策;変電所の構成)
第4章 配電(配電方式;家庭内での電気の流れ;コンセント)
第5章 これからの電力供給(分散型電源とは?;マイクログリッド・スマートグリッド)
著者等紹介
藤田吾郎[フジタゴロウ]
1970年東京都生まれ。1997年法政大学工学研究科電気工学専攻博士課程修了。同年東京都立大学工学研究科研究生。1998年芝浦工業大学に入職。現在、工学部電気電子学群電気工学科教授、電力システム研究室主宰。博士(工学)、技術士(電気電子部門)、第一種電気主任技術者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ
12
仕事で強電に携わることになるので学生時代の復習兼今後の勉強用に購入。この類の本(マンガでわかるシリーズ)は食わず嫌いで避けていた部分があったけれど、少し考えを改めさせられた。発電の種類から、変圧の仕組み、家庭に電気が届けられるまでの過程など、一つ一つがしっかりとイメージできる点が良い。ある程度電気を勉強している人向けではあるが、エネルギー問題や今後の発電事情については専門外の人でも考えさせられる内容ではないかと思う。 2016/05/17
はーと
4
可愛いし、ギャグも面白いです! そして、勉強になります!2014/08/12
ダリア
3
なかなかどうして分かり易く面白かった。専門書だとどうしても文章ばかりなのでイメージしにくい分、漫画だと図または絵なので視覚としてとらえ易い。この手のシリーズを読んでみようかな。2017/08/18
Matsui Kazuhiro
2
発電に重きを置いている内容だが,それでも電力システムの大まかな流れをフォローできていて面白かった.身近にある雑学も豊富で意外と知らないことばかりだな~と感じた.#802014/05/11
ume-y
1
今回北海道で起きた周波数変動からのブラックアウト発生の理屈については、結局わからなかったが、いろいろわかって良い本だった。とりあえず、電柱に架かっている電線とか見て、「あれが6600Vの高圧線で」とかやる自分が想像できる。2018/09/09