感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
14
わずか120ページ足らず、超初心者向け朝鮮史として優れた一冊。先史時代から飛んで次は五世紀の高句麗とさすがに飛ばし飛ばしだが、おおまかな概略はわかるし、Q&A方式でわかりやすく、ポイントを抑えているのがいいところ。モンゴルの支配を受けた高麗の中に、三別抄という軍事組織が反発して独立政権を結成、日本にも救援を求めたといういわゆる「三別抄の乱」など初めて知る身には新鮮な史実が多い。また、韓国併合のその後に関しても、日本軍に参加した朝鮮兵が戦後戦犯として裁かれたことなどなんとも言えない重い逸話にもふれていていい2018/06/16
トマズン
2
入門書として読んでみた。 朝鮮には高句麗、新羅、百済といった勢力があった時代があった訳だけど この頃から日本との関係が盛んで、正確にいえば 九州で作られた縄文土器が発見されている事から もっと前の時代から行き来している。 ちなみに勢力の一つである百済が 日本に漢字(古事記)と仏教(百済系渡来人)をもたらしたと言われ 中国で作られた墨と紙も朝鮮半島の人々の手を経て日本へと伝わったりしている。 世界最初の金属活字や印刷術の先進国だったりと先進性も発揮されていて 知らなかった分、面白かった。2015/08/03
xuuhiro
0
読了 著者が韓国大好きなことはわかった。 肝心な歴史は?(笑)2017/11/25