内容説明
イラクの放射能汚染の衝撃的な実態とウラン兵器廃絶を求める国際運動の広がりの克明なレポート。
目次
第1部 ヒバクシャになった米兵の訴え―元兵士として親として(ジェラルド・マシューの体験;ニューヨークでの出会い;日本へ)
第2部 劣化ウラン弾被害を告発する(劣化ウラン弾使用の犯罪性を問う―帰還兵訴訟の挑戦(伊藤和子(弁護士))
イラクでの深刻な健康被害―現代医師の報告をもとに(井下俊(医師))
大量破壊兵器はなかったが…―知られざるイラクの被爆者たち(田保寿一(ジャーナリスト))
劣化ウラン廃絶に向けた世界の動き(佐藤真紀(JIM‐NET事務局長)))
著者等紹介
佐藤真紀[サトウマキ]
1961年奈良県生まれ。JIM‐NET(日本イラク医療支援ネットワーク)事務局長。企業の研究所勤務後、青年海外協力隊員としてイエメン、シリアで活動。97年から日本国際ボランティアセンター(JVC)でパレスチナ現地代表、中東事業代表などを歴任し、2004年にJIM‐NETを立ち上げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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