出版社内容情報
最新の情報をもとにアメリカのねらいと日本が被るダメージを分析し、オール北海道の取組み、米韓FTAの実態など運動の課題を提起。
【著者紹介】
1943年千葉県生まれ。東京教育大学文学部卒。博士(経済学)。大妻女子大学社会情報学部教授。主著:『地域農業の担い手群像』(農文協)。
内容説明
アメリカのねらい、日本のダメージ。最新の論点と運動の課題を提示。
目次
序章 アジア太平洋時代におけるTPPの政治と経済(TPP問題の経過;TPPの政治学―アジア太平洋における米中対立時代;TPPの経済学―新自由主義的「親米経済圏」の構築;アメリカ金融資本主義の狙い;TPPと東日本大震災、農政)
第1章 アメリカはTPPで何を狙うか(アメリカがNAFTAで獲得した投資の自由化と権益保護;NAFTAからTPPへ;TPPの対日ターゲット)
第2章 日本経済・国民生活をめぐるTPPの基本争点(「TPPは輸出立国日本にとって不可欠」か;「日本の国内市場は縮小するから投資立国を目指すべき」か;日本農業は「鎖国」「過保護」か?;「日本農業をTPPにさらしても大丈夫」か;TPPをはねのけ、安心・安全の日本経済再生のために)
第3章 ゼロ関税ショックとの戦い 北海道農業(なぜ北海道はTPPに反対しているのか;TPPは関税撤廃の例外を認めているか;農業対策で北海道農業は守れるか;オール北海道でTPPに反対する;結びに代えて―TPP反対運動の展望)
第4章 TPPを先取りする米韓FTA(米韓同盟と米韓FTA;経済構造と米韓FTA;米韓FTAの全体像;米韓FTAと韓国農業;米韓FTAによる韓国経済・農業の検証)
著者等紹介
田代洋一[タシロヨウイチ]
1943年千葉県生まれ。東京教育大学文学部卒。博士(経済学)。大妻女子大学社会情報学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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