内容説明
460点を超えるイラストを通じて、役立つ知識・スキルや脳性まひ児の抱き方・動かし方を解説。「神経画像」「てんかん」「感情的健康」「装具」「痙縮の管理」「補完代替医療」の項目を追加。「睡眠」「摂食」「抱っこと移動」「トイレトレーニング」「コミュニケーション」「巧緻運動」の各章で、その分野における専門家たちによる大改訂を実施。診断による分類にはこだわらず、用語の説明より、両親に対する子どもの表現方法や、よく出くわす困難なことを重要視している。
目次
両親と専門家間のコミュニケーション
病院の予約・評価・入院に対処するための準備
脳性まひの医学的側面:原因、関連する問題、管理
脳性まひ診断における種々の脳画像技術の役割
脳性まひのてんかん
両親の問題
学習と行動―心理学者の役割
感情的健康
早期学習における両親の貢献―触って、見て、聞いてやり取りをして、対話を育む
健常児と脳性まひ児の運動の理解〔ほか〕
著者等紹介
上杉雅之[ウエスギマサユキ]
1988年行岡医学技術専門学校(現・大阪行岡医療大学)卒業、高槻市立療育園勤務。2001年佛教大学社会学部卒業。2006年神戸大学大学院博士課程前期課程修了。2009年神戸大学大学院博士課程後期課程修了、神戸国際大学リハビリテーション学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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