出版社内容情報
生命の本当の姿は、常識を超えている
光も食べ物も必要としない生命
1つの数式でできてしまう生命
宇宙が死ぬのを早めている生命
「生物」の常識をぶっ壊すと、見たこともない「生命」の姿があらわれる。
生命とは何か? 生命は「なぜ」存在するのか?――――謎の深海生物、生物進化、人工生命、散逸構造、そして地球外生命まで。想像を超えた世界に、その答えの手がかりはある。
世界の果てを探究する生物学者――――「生物界のインディ・ジョーンズ」――――が、高校生と対話し、生命という「とびっきり大きな問題」に挑む。驚くべき知見とサイエンスの迫力に満ちた、熱いセッションの記録。
■目次
第1章 地球外生物の可能性は地球の中にある
第2章 生命のカタチを自由に考える
第3章 生命を数式で表わすことができるか?
第4章 生命は宇宙の死を早めるか?
■著者略歴
長沼 毅(ながぬま・たけし)
1961年、人類初の宇宙飛行の日に生まれる。生物学者。理学博士。広島大学大学院 生物圏科学研究科准教授。1989年、筑波大学大学院生物科学研究科博士課程終了。海洋科学技術センター(現・独立行政法人海洋研究開発機構)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所客員研究員等を経て現職。北極、南極、深海、砂漠など世界の辺境に極限生物を探し、地球外生命を追究する吟遊科学者。著書に『深海生物学への招待』『生命の星・エウロパ』(ともにNHKブックス)『宇宙がよろこぶ生命論』(ちくまプリマー新書)『辺境生物探訪記』(光文社新書)『生命の起源を宇宙に求めて』(化学同人)などがある。
内容説明
光も食べ物も必要としない生命、1つの数式でできてしまう生命、宇宙が死ぬのを早めている生命、生命の本当の姿は常識を超えている。生命の本質にせまるメタ生物学講義。
目次
第1章 地球外生物の可能性は地球の中にある(記念日で結びついた宇宙と人生;スペースシャトルは危険な乗り物 ほか)
第2章 生命のカタチを自由に考える(もしも「悪魔の実」を食べたなら―理想の生き物になる;「回る」生物は存在しない ほか)
第3章 生命を数式で表わすことができるか?(動物は体のつくりで分類されている;入口が先か出口が先か、それが問題 ほか)
第4章 生命は宇宙の死を早めるか?(生命になるまでの、あと一歩(ふたたび)
平衡とは何か―動いているのに、変わらない ほか)
著者等紹介
長沼毅[ナガヌマタケシ]
1961年生まれ。生物学者。理学博士。広島大学大学院生物圏科学研究科准教授。1989年、筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修了。海洋科学技術センター(現・独立行政法人海洋研究開発機構)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所客員研究員等を経て現職。北極、南極、深海、砂漠など世界の辺境に極限生物を探し、地球外生命を追究する吟遊科学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夜長月🌙@5/19文学フリマQ38
tetsu
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