世界をやりなおしても生命は生まれるか?―生命の本質にせまるメタ生物学講義

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世界をやりなおしても生命は生まれるか?―生命の本質にせまるメタ生物学講義

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  • サイズ B6判/ページ数 298p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784255005942
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

生命の本当の姿は、常識を超えている

光も食べ物も必要としない生命
1つの数式でできてしまう生命
宇宙が死ぬのを早めている生命

「生物」の常識をぶっ壊すと、見たこともない「生命」の姿があらわれる。
生命とは何か? 生命は「なぜ」存在するのか?――――謎の深海生物、生物進化、人工生命、散逸構造、そして地球外生命まで。想像を超えた世界に、その答えの手がかりはある。

世界の果てを探究する生物学者――――「生物界のインディ・ジョーンズ」――――が、高校生と対話し、生命という「とびっきり大きな問題」に挑む。驚くべき知見とサイエンスの迫力に満ちた、熱いセッションの記録。

■目次
第1章 地球外生物の可能性は地球の中にある
第2章 生命のカタチを自由に考える
第3章 生命を数式で表わすことができるか?
第4章 生命は宇宙の死を早めるか?

■著者略歴
長沼 毅(ながぬま・たけし)
1961年、人類初の宇宙飛行の日に生まれる。生物学者。理学博士。広島大学大学院 生物圏科学研究科准教授。1989年、筑波大学大学院生物科学研究科博士課程終了。海洋科学技術センター(現・独立行政法人海洋研究開発機構)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所客員研究員等を経て現職。北極、南極、深海、砂漠など世界の辺境に極限生物を探し、地球外生命を追究する吟遊科学者。著書に『深海生物学への招待』『生命の星・エウロパ』(ともにNHKブックス)『宇宙がよろこぶ生命論』(ちくまプリマー新書)『辺境生物探訪記』(光文社新書)『生命の起源を宇宙に求めて』(化学同人)などがある。

内容説明

光も食べ物も必要としない生命、1つの数式でできてしまう生命、宇宙が死ぬのを早めている生命、生命の本当の姿は常識を超えている。生命の本質にせまるメタ生物学講義。

目次

第1章 地球外生物の可能性は地球の中にある(記念日で結びついた宇宙と人生;スペースシャトルは危険な乗り物 ほか)
第2章 生命のカタチを自由に考える(もしも「悪魔の実」を食べたなら―理想の生き物になる;「回る」生物は存在しない ほか)
第3章 生命を数式で表わすことができるか?(動物は体のつくりで分類されている;入口が先か出口が先か、それが問題 ほか)
第4章 生命は宇宙の死を早めるか?(生命になるまでの、あと一歩(ふたたび)
平衡とは何か―動いているのに、変わらない ほか)

著者等紹介

長沼毅[ナガヌマタケシ]
1961年生まれ。生物学者。理学博士。広島大学大学院生物圏科学研究科准教授。1989年、筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修了。海洋科学技術センター(現・独立行政法人海洋研究開発機構)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所客員研究員等を経て現職。北極、南極、深海、砂漠など世界の辺境に極限生物を探し、地球外生命を追究する吟遊科学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜長月🌙@5/19文学フリマQ38

57
タイトルに引かれて読み始めましたが直接的にこの論議にはほんの少し触れるだけです。内容は著者が生命・生物について(特に進化)高校生10名と討論した記録です。よく地球上の生命誕生を突き詰めていくと宇宙の話になることが多いのですが本書では「地球外生物の可能性は地球の中にある」としています。2021/04/24

tetsu

27
★5 高校生の夏休みの読書におすすめ。もちろん大人にも。 エントロピーは増大に向け一方通行に進み、熱的均衡になると宇宙は死を迎える。 最初は綺麗だった部屋が、掃除をしないと徐々に汚くなり最後はごみ屋敷になり住めなくなるということ。 生命だけが秩序を生み出す唯一の存在。 「自然は無駄をしない」というように、効率よくエントロピーを増大させるためあえて局所的に秩序を存在させている、 それが生命が存在する意義という考えは初めて聞き、なるほどと納得。 植物の近隣の細胞の相互関係から生まれたL-システムなども。 2016/08/06

to boy

27
生物学だけでなく、宇宙論、地学、化学などの知識を駆使して生命とは何かを論じています。「生命とは『生命とはなにか』を解くもの」というメタな文章から頭がクラクラしてきました。最終章のエントロピーを増大させるために生命はあるという言葉までクラクラしっぱなし。いやぁ~、面白い本でした。2016/04/10

ヨクト

17
TVでたまに見る生物学者・長沼毅さんの話はとても魅力的でわかりやすく、著作を読んでみようと思った。この本は長沼さんと高校生の生物生命にはじまり、地学、エントロピー、宇宙についてのセッションをまとめたもの。あまりの情報量と分野の広さに圧倒された。おそらくほとんど理解できてないけれど、すごくワクワクしたってのは確か。2013/04/17

耳クソ

14
エントロピーと散逸構造についてほんの少し知ることができた。「ほんの少し」の理由はこの本ではなく私の知識不足にある。2021/09/17

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