カルチャー・スタディーズ
自然の野菜は腐らない

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784255004587
  • NDC分類 626
  • Cコード C0077

出版社内容情報

・腐りにくく、発酵しやすい
・虫や病気にやられず、農薬もいっさい使わない
・「これが本当の野菜の味だったのか!」と驚くほどおいしい

そんな身体においしい野菜のひみつは、
「肥料を使わない」というただ一点にあった!

「食」への不安が増している今――
食べることは生きることだから、知ってほしい。
自然本来の野菜・米・果実・発酵食品。

◆自然のままに育てられた野菜とは?

・りんごのかじり口が変色しない
・ビンにつめ比較実験をすると、普通の野菜も有機野菜も腐る一方、自然栽培野菜はお酒にお酢に変化する
・根菜の芯はきれいな円形、葉脈は左右対称。バランスが良く美しい
・トマトが水に沈む。空洞が少なく実がつまっており、ずっしり重い
・緑色が薄く、体内で発ガン性物質に変化するという野菜の「硝酸性窒素」が少ない
・自然本来のスピードで育つので、 細胞がしっかりしている
・のどにしみ入るような繊細な食感……などなど。

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友よ。いっしょに日本を変えよう!
「奇跡のリンゴ」の木村秋則さん推薦。
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【著者紹介】
1958年東京生まれ。國學院大学卒業後、自然食品関連の仕事に従事するが、「もっと自然に近づきたい」と脱サラ。千葉県の自然栽培農家での1年間の研修を経て、ナチュラル・ハーモニーを設立し、自然栽培野菜の移動販売を始める。スーパーやレストランなどへの卸し業、自然食品店、自然食レストランなどを手がけ、現在は、食を中心とした衣食住におけるナチュラルライフを提案するショッピングスペース「ナチュラル&ハーモニック」の展開、生産者および消費者にむけての各種セミナーを精力的にこなし、自然の摂理から学ぶ生き方、暮らし方の普及に力を注いでいる。

内容説明

腐りにくく、醗酵しやすい。虫や病気にやられない。肥料を使わず体においしい自然栽培の野菜とは。

目次

序章 五感で感じる食へ
第1章 病気にならない生き方を探して
第2章 奇跡のリンゴと自然本来の野菜
第3章 肥料に原因があった!
第4章 土・種・人のハーモニー
第5章 天然菌による醗酵食品
第6章 自然と調和する生き方

著者等紹介

河名秀郎[カワナヒデオ]
1958年東京生まれ。國學院大学卒業後、自然食品関連の仕事に従事するが、「もっと自然に近づきたい」と脱サラ。千葉県の自然栽培農家での1年間の研修を経て、ナチュラル・ハーモニーを設立し、自然栽培野菜の移動販売を始める。スーパーやレストランなどへの卸し業、自然食品店、自然食レストランなどを手がけ、現在は、食を中心とした衣食住におけるナチュラルライフを提案するショッピングスペース「ナチュラル&ハーモニック」の展開、生産者および消費者にむけての各種セミナーを精力的にこなし、自然の摂理から学ぶ生き方、暮らし方の普及に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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さっちも

11
自然農の野菜の素晴らしさに目覚め、バブル全盛期の時代にリヤカーでの引売りから始めて、都内に数店舗の八百屋を経営をするようになった著者。まず、農薬、過度な肥料によって現代人の健康がいかに蝕まれたかに驚愕する。年々増えるアレルギーの類や免疫不全、化学過敏の症状。消費者から声と要望によって河名さんに届けられ、生産者の農業や加工の在り方が変わっていく様子が面白い。発見として、有機農法が必ずしも安全でないこと。純粋培養された発酵や乳酸が身体に害を与えることなど発見があった。人間が巧妙な自然の産物だと驚かされる。2022/08/18

Yoko*

7
農業をしてない、興味がない方でも、面白い内容だと思います。人は必ず自然から何かを頂き、口にしている…食に関することから自然に対しての考え方、とても興味深かった!そして自然栽培をしたくなりました(*^^*)2015/01/15

細川

4
農家を志す人のみならず農家の作物の最終的な消費者として国民の皆が読むべきと感じる。 農業を始めとする現代人の食の危機と在るべき姿を述べて、農薬や化学肥料に対しては批判や抽象的な論に終わらず、実験を伴った自然農法の具体的な方法を導いてくれている。 自然農法や「自然に則った生き方」の広まっていったその先には当然経済の顕著な縮小が起こるけど、それこそパラダイムシフト(価値観の移行)やGNHなど一人ひとりの幸福感の高まりを促してくれるものだと思う。 「自然の野菜は腐らず発酵」…またひとつ嬉しいパラダイム2010/07/22

まいこ

3
やっぱり、自然農系の本は思想・哲学っぽくなるなぁ。もうちょっと、そのあたりを和らげた本があれば読んでみたいのだけど。でも、この本も面白かったです。自然栽培やってる人や、選んで食べてる人と、もっとつながりたいものです。2013/12/25

chinu823

3
読んだあと、銀座のお店で1995年から無農薬・無肥料のコマツナを買って食べてみたらほんとに美味しくて茹ででもカサが減らなかった!肥料も実は考え物だ、ということを知った。2009/07/23

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