出版社内容情報
──人はいかによく「老いる」か。
ベストセラー『人は成熟するにつれてますます若くなる』(1995年、草思社)に詩、エッセイ、直筆原稿等を大幅に増補した完全版!
ドイツの文豪ヘッセが壮年から
老年にいたるまでの40年間に綴った
詩・エッセイ・手紙の数々。
南アルプスの自然の中に暮らし、
創作活動の合間の畑仕事や
庭の手入れから感じとったものは?
日本人が最も愛したヨーロッパの作家
ヘルマン・ヘッセが描いた
人生の後半期がもつ魅力。
◎写真家の息子がとらえた表情豊かなヘッセの素顔ほか、自宅、アトリエ、庭など、貴重な写真165点を収録。初公開写真、多数!
◎世界60カ国語に翻訳され、1億2千万部以上発売されている文豪ヘッセの、「老い」についての集大成。
■著者紹介
ヘルマン・ヘッセ Hermann Hesse
1877年―1962年。ドイツ、ヴュルテムベルク州生まれ。ドイツ文学を代表する詩人、作家。一九四六年ノーベル文学賞受賞。第一次世界大戦前からスイスに住み、戦後スイス市民権を取得、晩年までスイス南部の山村、モンタニョーラに暮らした。享年八十五歳。代表作に『ペーター・カーメンツィント』『車輪の下』『デーミアン』『シッダールタ』『荒野の狼』『ガラス玉遊戯』などがある。
■訳者紹介
岡田朝雄 (おかだ・あさお)
1935年東京生まれ。ドイツ文学者、東洋大学名誉教授。日本昆虫協会副会長。著書に『ドイツ文学案内』『楽しい昆虫採集』(共著)、訳書にヘッセ『蝶』『人は成熟するにつれて若くなる』『庭仕事の愉しみ』『シッダールタ』、F・シュナック『蝶の生活』などがある。
内容説明
成熟するにつれて人はますます若くなる。人はいかによく老いるか。老齢の魅力と悲しみを文豪ヘッセが綴る。表情豊かなヘッセの貴重な写真、全165点収録。
目次
春の散歩
耳を澄ます
夏の終わり
老いる
断章一
晩夏
昔の時代について
湯治客
忠告
断章二〔ほか〕
著者等紹介
ヘッセ,ヘルマン[ヘッセ,ヘルマン][Hesse,Hermann]
1877年‐1962年。ドイツ、ヴュルテムベルク州生まれ。ドイツ文学を代表する詩人、作家。1946年ノーベル文学賞受賞。第一次世界大戦前からスイスに住み、戦後スイス市民権を取得、晩年までスイス南部の山村、モンタニョーラに暮らした
ヘッセ,マルティーン[ヘッセ,マルティーン][Hesse,Martin]
1911‐1968年。ヘルマン・ヘッセの三男。建築写真を専門とする写真家
ミヒェルス,フォルカー[ミヒェルス,フォルカー][Michels,Volker]
ドイツのズールカムプ出版社のドイツ文学の企画編集顧問。ヘッセ研究の権威者
岡田朝雄[オカダアサオ]
1935年東京生まれ。ドイツ文学者、東洋大学名誉教授。日本昆虫協会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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