内容説明
より巨大化、大作化するハリウッド映画と、より実験的で作家主義的になるヨーロッパ・アジア・日本映画。その二極の中でダイナミックに揺れ動く世界の映画の最新状況を、国際経験豊かな筆者が語る。
目次
アメリカ映画(スタジオ・システムから出ていく映画製作;インディペンデントな作家たち)
ヨーロッパの映画作家たちが描く新しいリアル
新しい語り口を提示するアジア映画
日本映画の多様な語り
映画祭から見る、映画の行方
著者等紹介
大久保賢一[オオクボケンイチ]
1950年生れ。早稲田大学在学中に映画上映と16ミリ映画製作の活動を始める。各雑誌への寄稿のほか、仏クレルモンフェラン、東京、ハワイ、ボンベイなどの国際映画祭で審査員をつとめ、ロッテルダム、ウィーンなどの映画祭の日本映画プログラムに関わる。多摩美術大学造形表現学部講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。