出版社内容情報
高頻度取引を中心に企画学習の活用を含む株取引アルゴリズムと数学的背景を解説。高頻度取引を中心に株取引アルゴリズムと数学的背景を解説〔内容〕不確実性と投資/アルゴ・ビジネスの階層/電子市場と板情報/市場参加者モデル/超短期アルファと板情報力学/教師あり学習を使ったアルファ探索/戦略/取引ロボット/他
足立高徳[アダチタカノリ]
著・文・その他
津田博史[ツダヒロシ]
監修
目次
1 はじめに
2 不確実性と投資
3 アルゴ・ビジネスの階層
4 電子市場と板情報
5 市場参加者モデル
6 超短期アルファと板情報力学
7 教師あり学習を使ったアルファ探索
8 戦略
9 取引ロボット
10 HFTの現状と未来
11 アルゴリズム取引の現状と未来
A 確率論入門
B ブラウン運動
C ポアソン過程
D チッカチ型微分方程式の解決法
E 機械学習入門
著者等紹介
足立高徳[アダチタカノリ]
1958年大阪府に生まれる。1980年東京工業大学理学部情報科学科卒業。1985年東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程単位取得満期退学。2014年一橋大学大学院国際企業戦略研究科博士後期課程修了。株式会社ミワシステムズコンサルティング、モルガン・スタンレーMUFG証券株式会社、立命館大学客員教授を経て、首都大学東京大学院経営学研究科教授。博士(経営)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Thinking_sketch_book
5
★★★★☆ 知らない人には楽しく読める一冊 レベルも自分にはちょうど良かった なるほど取引を理論的に捉えるとそういうふうにするのかと感心することばかりで、当たり前なのだが専門に研究されている方がいる分野でよく体系化されていると再認識した 2022/10/02
0
アルゴリズム取引と言うが、HFT寄りの内容と思う。HFTの和書は少ない。特にこの本の著者は本職の人なので貴重と思う。HFTとは(そのアルファを統計を駆使し探すイメージが強いが、それよりも現実に適用するための)巨大なシステム。維持管理も大変。正直、同じフィールドで戦うのは多勢に無勢の感がある(そもそもコロケーションエリアに置けない、高頻度データがない等、個人では土俵に立てない)。アルファは…確率過程を勉強していないので流し読みだが、妥当性の話のないモデルが続いても、何とも。モデル化の思想は役に立つと思うけど2024/03/10
pal0pal0
0
HFT初心者では半分も理解できなかった。かなり大学レベルの数学知識が要求される。実践的なモデリングまで踏み込んでいるので実装の役に立ちそう。2018/09/14