物理学をつくった重要な実験はいかに報告されたか―ガリレオからアインシュタインまで

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物理学をつくった重要な実験はいかに報告されたか―ガリレオからアインシュタインまで

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  • サイズ A5判/ページ数 401p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784254102802
  • NDC分類 420.2
  • Cコード C3040

出版社内容情報

物理学史に残る偉大な実験はいかに「報告」されたか。24の歴史的実験の第一報を抄録・解説。物理学史に残る偉大な実験はいかに「報告」されたか。17世紀ガリレオから20世紀前半まで,24人の物理学者による歴史的実験の第一報を抄録・解説。新発見の驚きと熱気が伝わる物理実験史。クーロン,ファラデー,ミリカン,他。

第1章 はじめに:近代科学の起源 
第2章 ガリレオ・ガリレイ    加速度運動
第3章 ロバート・ボイル     気体の圧力と体積の関係
第4章 アイザック・ニュートン   運動の法則
第5章 シャルル・ド・クーロン  電気および磁気の力
第6章 ヘンリー・キャヴェンディッシュ 重力の法則
第7章 トーマス・ヤング     光の干渉
第8章 オーギュスタン・フレネル 光の回折
第9章 ハンス・クリスチャン・エルステッド 電磁気
第10章 マイケル・ファラデー    電磁誘導および電気分解の法則
第11章 ハインリヒ・レンツ    レンツの法則
第12章 ジェームス・ジュール    熱の仕事当量(熱に等価な力学量)
第13章 ハインリヒ・ヘルツ    電磁波
第14章 ヴィルヘルム・K・レントゲン  X線
第15章 アンリ・ベクレル     自然放射能
第16章 ジョセフ・ジョン・トムソン 電子
第17章 アルベルト・アインシュタイン 光電効果
第18章 ロバート・ミリカン    基本電荷
第19章 アーネスト・ラザフォード 原子核変換の誘起
第20章 ジェームズ・チャドウィック 中性子
補編1 ジェームズ・クラーク・マクスウェル 電磁場
補編2 マックス・プランク    量子仮説
補編3 アルベルト・アインシュタイン 相対性理論
補編4 ニールス・ボーア     水素原子
補編5 アーサー・コンプトン    コンプトン効果

清水 忠雄[シミズ タダオ]
監修/翻訳

大苗 敦[オオナエ アツシ]
翻訳

清水 祐公子[シミズ ユキコ]
翻訳

内容説明

“未知”が“既知”となる瞬間を味わう。偉大な物理学者自身の手による24編の「最初の報告文」を解説つきで抄録。

目次

はじめに:近代科学の起源
ガリレオ・ガリレイ―加速度運動
ロバート・ボイル―ボイルの法則:気体の圧力と体積の関係
アイザック・ニュートン―運動の法則
シャルル・ド・クーロン―電気および磁気の力
ヘンリー・キャヴェンディッシュ―重力の法則
トーマス・ヤング―光の干渉
オーギュスタン・フレネル―光の回折
ハンス・クリスチャン・エルステッド―電磁気
マイケル・ファラデー―電磁誘導および電気分解の法則〔ほか〕

著者等紹介

清水忠雄[シミズタダオ]
理学博士。1934年東京都に生まれる。1961年東京大学大学院数物系研究科博士課程修了。理化学研究所研究員。1971年東京大学理学部助教授。1983年東京大学理学部教授。1994年東京理科大学理学部教授。1996年山口東京理科大学基礎工学部教授。現在、東京大学名誉教授

大苗敦[オオナエアツシ]
理学博士。1958年東京都に生まれる。1988年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。通商産業省工業技術院計量研究所研究員。2013年産業技術総合研究所物理計測標準研究部門上級主任研究員。2017年逝去

清水祐公子[シミズユキコ]
学術博士。2001年東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程修了。産業技術総合研究所計測標準研究部門研究員。現在、産業技術総合研究所物理計測標準研究部門主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒豆

6
著名な科学者19人の主な業績(論文報告)を章構成にした近代物理学の歴史解説書。追加で5補編、アインシュタインのみ光電効果と相対性理論で2度登場。時代背景を含む前節がわかりやすい。論文本文は、時代差か?翻訳問題か?理解力不足か?わかりにくいものもあり。中性子発見、陽電子、重水素など興味深かった。2019/11/24

サンセット

5
パラ読みしかできてないけど得るものは多かった。1章で展開される科学論で、科学と技術を区別して技術の方が起源が古いとか、演繹法で最初に行う仮定の真実性は帰納法で確かめるしかないとか、古代ギリシャ人は仮説を実験で確かめることに無頓着だった、といった指摘は単純ながら白眉だと思う。木田元『技術の正体』、A・ソーカル『知の欺瞞』、S・ワインバーグ『科学の発見』とかを思い出した。過去の科学者の論文に入る前に、時代背景が解説されているのも良かった。ただ、論文の引用に拘ったせいか、実験とはいいづらい内容もある。2020/02/02

こたろう

3
登録されているタイトルと実際に発売されている本のタイトルが違う。正しくは「物理学をつくった重要な実験はいかに報告されたか」。 公式などでよく知られている、有名な物理法則が発見当時、どのような形で実験し、発見されたのかについて実験方法などが記載されている。しかし、難解な訳があまりに多く、読み通すのに苦労する章が多い。また、1冊の本のなかでこれほどフォントの大きさが変化している本も初めて読んだ。訳者を再選定して、編集者の構成もしっかりやり直せば、とても素晴らしい本になると思う。2019/01/28

kinaba

1
時代をさかのぼるほど、やはり人類の考え方の変遷みたいなのが感じられて面白いな。ガリレイの3キャラ対話形式とか。こういう論文今でも見ないわけではないけど、ちょっと書いてみたくなる。あとはもっと歴史の流れを知る意味で、今は否定されてるけど当時有力だった説(フロギストンとか)の話も読んでみたくなる2020/09/17

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