遊びの場づくりに役立つムーブメント教育・療法―笑顔が笑顔をよぶ子ども・子育て支援

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  • サイズ B5判/ページ数 119p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784180659982
  • NDC分類 375.49
  • Cコード C3037

内容説明

ムーブメント教育・療法は、施設や遊具や音楽や人など様々な環境を最大限に活かして、楽しい遊びの場を共につくり、一人一人の主体性と人間の尊厳を大切にし、参加するすべての人々の笑顔と優しさを支えています。本書では、家庭、地域、教育などの現場で子どもの育ちを支える方々に「遊びの場」を活用してもらうためのムーブメント教育・療法の基本的な考え方をわかりやすく18のポイントにまとめました。また、アセスメントであるメパの活用のねらい・具体的な使い方、代表的な遊具の使い方を具体的に解説すると共に、これまでの実践例や発展的な取り組みも紹介しています。

目次

1章 遊びの場づくりを支えるムーブメントの考え方明日から役立つ18のポイント(めざすところは「健康と幸福感の達成」!;遊びが原点―「~させる」より「~したい」を大切に ほか)
2章 これだけは知っておきたい!遊びの場づくりに活かすムーブメント・ツール(ムーブメントアセスメントMEPA‐Rの活用;ムーブメント遊具の活用―動きづくりから認知、社会性まで ほか)
3章 みんなでつくろう!遊びの場!ムーブメントプログラム実践例(ここで紹介するプログラムについて;ムーブメントプログラム実践例)
4章 活動事例紹介ムーブメントを活用した遊びの場づくり(地域子育て支援としての遊びの場づくり―保育所・保育士を核とした取り組みの中で;地域療育ネットワークの拠点としての遊びの場づくり―重度重複障害児(者)とその家族を対象としたムーブメントサークルの歩み ほか)

著者等紹介

小林芳文[コバヤシヨシフミ]
和光大学現代人間学部身体環境共生学科教授。NPO法人日本ムーブメント教育・療法協会会長、国際ムーブメント教育・療法学術研究センター所長。教育学博士。東京大学助手、国立特殊教育総合研究所研究員、横浜国立大学教授・同大学院教授(障害児教育講座)、東京学芸大学連合大学院博士課程教授(兼職)を経て、2009年度より和光大学へ。約30年にわたり各地の「ムーブメント教室」(北陸、茨城、東京など)で、発達障害児から重度重複障害児(者)、そして家族参加のムーブメント実践活動で楽しい療育の風を吹かしている

大橋さつき[オオハシサツキ]
和光大学現代人間学部身体環境共生学科准教授。NPO法人日本ムーブメント教育・療法協会専門指導員。専門は、身体表現論、舞踊教育学、ムーブメント教育・療法。お茶の水女子大学大学院舞踊教育学専攻修了。千葉県立高校で保健体育科の教師を経験後、お茶の水女子大学助手を経て、大学や専門学校の非常勤講師としてダンスや舞台づくりに関する科目等を担当。2002年度、和光大学に着任後、障害のある子どもを含んだ地域の家族を対象にムーブメント教室を開催し、学生達と共に、ダンスムーブメントを中心にした身体表現や創造的な遊びのプログラム、舞台活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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