文春文庫<br> 満月珈琲店の星詠み―秋の夜長と月夜のお茶会

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文春文庫
満月珈琲店の星詠み―秋の夜長と月夜のお茶会

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167921385
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

淡路島で母を看取った百花。満月の夜、散歩に出かけると、閉まっているはずの遊園地に見知った猫が入っていき……。花巻の祖父母の家で療養する少年、宮島で姉妹関係に悩む女子、人生に迷う人々の近くで、満月珈琲店が開店する。星遣いの猫たちのあたたかな言葉と、美しいイラストが共鳴する大人気書き下ろしシリーズ、第5弾!

内容説明

淡路島で母を看取った百花。満月の夜、散歩に出かけると、閉まっているはずの遊園地に飼い猫が入っていき…。花巻の祖父母の家で療養する少年、宮島で姉妹関係に悩む女子、人生に迷う人々の近くで、満月珈琲店が開店する。星遣いの猫たちのあたたかな言葉と、美しいイラストが共鳴する、大人気書き下ろしシリーズ、第5弾!

著者等紹介

望月麻衣[モチズキマイ]
北海道出身。2013年、E★エブリスタ主催の電子書籍大賞を受賞しデビュー。16年、『京都寺町三条のホームズ』で第4回京都本大賞を受賞

桜田千尋[サクラダチヒロ]
1987年生まれ。兵庫県三田市出身。イラストレーター。webで発表した「満月珈琲店」のイラストが話題となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

215
今回は読書もテーマになってるのかな。読書好きな人には、つかみはOKですね。物語とはいえ、人の恋路を応援したくなる。恋する諸君よ、頑張れ~!満月珈琲店の出現の仕方が、いつもと変わってる構成ではありますが、これはこれで良い。あいかわらず猫たちの言葉が温かい。あら波のジェラート、ベテルギウスのプリン、美味しそうだ。いや、絶対に美味しいはずだ。占星術は、あいかわらずチンプンカンプンだけど、章の合間の『惑星年齢域』の表がなんとなく自分を見つめ直す機会を与えてくれた。2023/12/18

ぶんこ

73
今作のような、全編満月珈琲店に行ったことのある人の血が繋がっているのは珍しい。略奪婚の末に、流産を経てやっと授かった子を「罪の子」と言う母。ずっと罪を引き摺って夫と子まで悲しませる母。やりきれない。百花さんも総悟さんも立派な大人になって、お互い仲良くなっているのが嬉しい。また、本好きな登場人物が多いのも嬉しい。果歩さんが司書をしている図書館に行きたい。今回は猫さんたちの珈琲店の描写が少なくて、ちょっとさみしかったです。2024/04/08

Karl Heintz Schneider

72
満月珈琲店シリーズ第五弾。マンネリだと思いつつも読んじゃうやつ。三話で構成されているが前話の登場人物が次の話に出てきたり物語もゆる~くつながっていたりして飽きずに最後まで読むことができた。第三話の最後の場面では思わずホロッと。ファンタジーでありながらほっこりする読後感。そして満月珈琲店と言えば、桜田千尋さんのイラスト。最初に出てくるカッサータはシチリア地方の伝統的スイーツ。果汁かリキュールで湿らせたスポンジケーキにカンノーロの中身にも使われるリコッタチーズと果物の砂糖漬けを重ねたもの。是非食べてみたい。2024/02/21

かな

65
今回は西洋占星術についての記述がすくなめだったため、わりとすんなりと。西洋占星術が悪いというのではなく、私が理解できていないだけなのだけれど。そして、あとがきにもあるが読書をテーマにしているとのことで、いくつかの本のエピソードを用いていたので解り易く、あ~なるほどと言う感じ。今回は前巻の桐島さんの会社の総悟君の物語、という事は桐島さんの「musubi」の社員全員(3人だけど)が満月珈琲店に呼ばれた人達!? そして総悟君の義理の姉や従姉達も。そしてこの流れで行くと次巻は総悟君と小雪ちゃんの物語になるのかな。2024/01/26

mayu

61
満月珈琲店最新作。今回のテーマは家族と恋愛。身近にいる、一番わかってほしい相手だから、自分の気持ちを押し付けたくなってしまう。そして、その重さと罪悪感に苦しくなっていく。素直になれたならもう少し楽だったはずなのに、複雑に絡み合い、だけど、簡単には諦められない。そんな一筋縄ではいかない気持ちを、満月珈琲店の極上スイーツと優しい言葉が癒していく。淡路島、花巻、宮島。どこも神秘的な雰囲気がある場所だからこそ、その景色の中に満足珈琲店も自然に溶け込みそうな気がした。作中に出てくる本も好きな作品が多く、嬉しかった。2023/12/20

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