文春文庫<br> つまをめとらば

個数:
電子版価格
¥713
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

文春文庫
つまをめとらば

  • 青山 文平【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 文藝春秋(2018/06発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 12pt
  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2024年04月27日 00時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 274p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167910808
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

去った女、逝った妻……瞼に浮かぶ、獰猛なまでに美しい女たちの面影はいまなお男を惑わせる。江戸の町に乱れ咲く、男と女の性と業。

青山 文平[アオヤマ ブンペイ]
著・文・その他

内容説明

女が映し出す男の無様、そして、真価―。太平の世に行き場を失い、人生に惑う武家の男たち。身ひとつで生きる女ならば、答えを知っていようか―。時代小説の新旗手が贈る傑作武家小説集。男の心に巣食う弱さを包み込む、滋味あふれる物語、六篇を収録。選考会時に圧倒的支持で直木賞受賞。

著者等紹介

青山文平[アオヤマブンペイ]
1948年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業。経済関係の出版社に18年勤務、経済関係のフリーライターを経て、2011年『白樫の樹の下で』で第18回松本清張賞を受賞。2015年『鬼はもとより』が直木賞候補、第17回大藪春彦賞受賞。2016年、『つまをめとらば』で第154回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アッシュ姉

85
読友さんのオススメ青山文平さん初読み。いい!実にいい。すき!とても好み。こんな時代小説を待ってましたというくらい見事にはまった。上質な読み心地でありながら、堅苦しすぎず気取りすぎない。読みやすいけれど、奥深く味わい深い。題名からも話の流れからも、どう行き着くのか予想できないところが新鮮でまた面白い。追いかけたい作家さんに出会えて、読友さんに感謝!2022/04/15

Lara

80
短編6作品。江戸時代の夫婦の有り様、それぞれ。時代背景の違いがあっても、普遍性を持つ面もある。男と女の業、性差が表されているようだ。2023/05/19

のぶ

77
6編からなる短編集だが、それぞれの作品に関連はなく独立した話。ただ、共通しているのはどれも登場人物のキャラが立っていて、男の弱みや孤独感を出しつつも独特の人情が出ていて、当時の武士の生活が心に沁みてくる良い話ばかりだった。6編のうち5編は男性の視線から見た話で、共感できる部分も多く、今生きる人たちの悲哀と似たところがあって興味深かった。唯一「乳付」だけが女性の視線から見た物語で新鮮に感じ、この作品集の中で一番印象に残った。2018/07/27

五右衛門

76
読了。初読みの作家さんでしたが前評判通り秀逸な短編集でした。各編に登場する男も個性的でしたがやはり特に女性たちが魅力的でいい艶を出していたように思いました。案外江戸の昔も今も女性の思考は変わっていないのかも知れません。他の作品も読んでいきたいです。2018/12/13

タイ子

66
直木賞、青山文平さん。存じてはいましたが読むのは初めてでした。男目線でも女目線でも人物表現がすごく上手い作家さんだとの印象。江戸中期にあって、武家社会で生きて行く難しさ、わずらわしさ。その中で見つけようとする小さくてもいい生きて行けると思える幸せ。6つの短編、どれもスッと入り込んで途中クスっと笑えて最後にオッと思わせる。いいですね~。「乳付」の母として女としての心の内をこんな風に書かれると何だか嬉しくなりますね。それと「逢対」のオチが好きです。2018/08/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12815755
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。