文春新書<br> プロ野球「衝撃の昭和史」

電子版価格
¥815
  • 電書あり

文春新書
プロ野球「衝撃の昭和史」

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166608812
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

江夏の21球の新証言、長嶋茂雄天覧ホームランの後日談、沢村栄治の意外な夫婦関係──初めて明かされる10篇の球界秘話!

内容説明

数々のドラマに彩られた昭和のプロ野球。江夏の21球は球史に残る名勝負として称えられ、巨人の大エース沢村の名は今も褪せることがない―。だが、その舞台裏には、これまで明かされることのなかった新事実が埋もれていた。

目次

江夏の二十一球は十四球のはずだった―球史に残る日本シリーズ「広島vs.近鉄」封印された真実
沢村栄治、戦場に消えた巨人への恩讐―「温厚だった父が“許せない”と…」ひとり娘が語り始めた
天覧試合、広岡が演出した長嶋の本塁打―八回表一死二、三塁。絶体絶命のピンチに仕掛けられたトリック
初めて明かされる「大杉のホームランの真相」―「一〇〇%ファウルだった」七八年日本シリーズ1時間19分中断の舞台裏
江川の投じた最速の一球―「百マイル出ていた」怪物が渾身のボールを投げられたわけ
宿敵阪急を破った野村野球の原点―七三年プレーオフで魅せた“弱者は敗者に非ず”の真骨頂
遺恨試合オリオンズvs.ライオンズ、カネやん大乱闘の仕掛け人―貧乏球団はなりふりかまわぬ観客動員アップ作戦を決行した
落合博満に打撃の師匠がいた―見て盗んだ“オレ流”バッティングの原点
ジャイアント馬場は好投手だった―巨人の星を目指した若者がたどった数奇な運命
打倒王貞治「背面投げ」の誕生―「角度を変えて投げる」バッテリーが編み出した秘策は通用したか
三連勝四連敗、近鉄加藤「巨人はロッテより弱い」発言の真相―「発言に後悔はしていませんが…」“猛牛”を襲った負の連鎖
「清原バット投げ事件」の伏線―「インコース攻めで、ぶつけられてばかり」清原は先輩に弱音を漏らしていた

著者等紹介

二宮清純[ニノミヤセイジュン]
1960(昭和35)年愛媛県生まれ。スポーツ紙や流通紙の記者を経てフリーランスのスポーツジャーナリストとして独立。プロ野球、MLBの他、五輪は冬季を含め8回、サッカーW杯は5回取材。株式会社スポーツコミュニケーションズ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

54
背面投げでそんなに怒るなよと思った。なんか冗談の通じない人はイヤだなと思った。最近で言えば、甲子園のスローボールでムキになって怒ってた人とか。2015/02/02

団塊シニア

24
「江川の投じた最速の一球」高校時代怪物と呼ばれた作新学院のエース江川卓について書かれてる。1973年センバツ準決勝で広島商業に敗退するものの江川は4試合で大会史上最多となる60三振を奪ってる。改めて彼の凄さがわかる一冊である。2012/11/04

たくのみ

18
野球選手の賭博報道で思い出したのが、背面なげの小川健太郎。王選手のタイミングを狂わすために、沢村賞の投手が背中から投球した昭和の珍事件。彼も八百長事件で野球界から永久追放になっていたのだ。他にも有名なエピソードがいっぱい。78年の日本シリーズでの大杉ホームランをめぐる上田監督の1時間を超える抗議の舞台裏。オリオンズVSライオンズの遺恨試合の発端。近鉄加藤の「巨人はロッテより弱い」発言の真相。防御率1.29の優秀な投手だったジャイアント馬場を襲った悲劇。濃厚な、とっておき野球話が楽しめます。2015/10/06

Kaz

17
興味深く読めたが、リアルタイムで知っている話は、11、12章なので、少々物足りない。まあ、タイトルが「~昭和史」だから、当然といえば当然だが・・・。2017/05/26

あらあらら

16
あらためて思い返したエピソードもチラホラ。平成版も是非書いてほしいな。2015/05/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5538610
  • ご注意事項

最近チェックした商品