ハヤカワ新書<br> かたちには理由がある

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ハヤカワ新書
かたちには理由がある

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  • サイズ 新書判/ページ数 136p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784153400108
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C0272

出版社内容情報

デザインは「素敵な妥協」。大量に使われる製品は「研ぎ澄まされた普通」でなければならない――信号機、Suicaチャージ機、トートバッグ、カトラリーなど、公共機器から生活用品まで手がける人気プロダクトデザイナーが初めて語る、「かたち」をめぐる思考。

内容説明

製造工程やコスト、クライアントの思惑、メーカーのブランディングなど様々な条件を考慮しながら製品を作り上げる、プロダクトデザインという仕事。それは私たちの暮らしと情操を、いかに豊かにするのか?50年近くにわたり第一線で活躍してきたプロダクトデザイナーが、湯呑みから信号機まで自身の手がけてきた製品を題材に「かたち」をめぐる思考を展開する。デザインとは「素敵な妥協」をすること。大量に使われる製品は「研ぎ澄まされたふつう」でなければならない―発想のヒントが満載。

目次

第1章 デザインとは「素敵な妥協」をすること―「発想」と「制約」のはなし(プロダクトデザイナーはなにをしているのか;大量生産と少量生産の違い;プロダクトデザイナーという仕事の始まり ほか)
第2章 大量に使われる製品は「研ぎ澄まされたふつう」でなければならない―「かたち」と「らしさ」のはなし(白雪姫の棺―一本用ワインセラーのはなし;円筒の時代について―セキュリティゲートのはなし;無意識とプロ意識が混在して生まれるもの―ルーペ45のはなし1 ほか)
第3章 良い仕事をするには「腑に落ちた日常」が大切です―「キャリア」と「生活」のはなし(無理はしないが挑戦的ではある;建築デザインとプロダクトデザイン;毎日ID賞のころ ほか)

著者等紹介

秋田道夫[アキタミチオ]
1953年大阪生まれ。プロダクトデザイナー。愛知県立芸術大学卒業後、トリオ(現JVCケンウッド)、ソニーを経て1988年よりフリーランスとして活動を続ける。LED式薄型信号機、交通系カードチャージ機、虎ノ門ヒルズセキュリティゲート等の公共機器から日用品まで幅広く手がける。Twitterでの発信が話題を呼び、フォロワーは10万人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

breguet4194q

99
奇をてらわない著者の姿勢が、集約されていると思います。その「形」には意味があるが完結したものではなく、そこにデザインの力を利用して、更にいいもので、誰にでも受け入れられるものにする。デザインにはロマンがあるなと思います。毎回ページをめくるのが楽しみでした。2023/10/09

けんとまん1007

54
インダストリアルデザイナーの仕事。何となくは知っていたが、その中で、秋田さんの考え方が好ましく思う。また、斬新さを求めるのではなく、長く使われることを第一義にされているのもそう。その時だけでなく、先のことや、製造・運搬のことまで含めて考える、その幅の広さがいい。どうしても、目新しさを求めがちだが、そこを敢えて避けるくらいの勇気があるし、それを見習いたい。2023/12/03

Tenouji

12
シンプルな形であっても、いろいろ理由があるんだね。2023/10/02

Cinita

12
LED薄型信号機などを手掛けたプロダクトデザイナー・秋田道夫氏が、プロダクトの製作の裏側やデザインという仕事に対するスタンスなどを語ったコラム集。薄いし文章も平易で読みやすい。デザイナーの個性に依拠しない、正円や円筒といった普遍的なかたちをベースにしたデザインは古びないとか、製品の材質や基本構造などは当然メーカーの方が詳しいのだからデザイナーがすべてを決めるよりある程度メーカー担当者に任せたほうがよい製品になるとか、「我を出しすぎないこと」の重要性が語られて部分が面白いなーと思った。三脚ルーペほしいな~!2023/08/24

merci

6
☆☆作者の仕事の流儀2024/01/06

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