同志少女よ、敵を撃て

個数:
電子版価格
¥2,090
  • 電書あり
  • 動画あり

同志少女よ、敵を撃て

  • ウェブストアに297冊在庫がございます。(2024年04月24日 18時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 492p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152100641
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

祝!本屋大賞 2022 大賞
本屋大賞 2022 大賞は逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』です。

※動画内の価格は2022年2月当時のものです。ご注意ください。


2023年 紀伊國屋書店ベストセラー大賞<著者部門> 逢坂 冬馬さま 贈賞式スピーチ

【紀伊國屋書店チャンネル】

1942年、独ソ戦のさなか、モスクワ近郊の村に住む狩りの名手セラフィマの暮らしは、突如奪われる。日常と家族を奪った敵に復讐をはたすべく、中央女性狙撃訓練学校で、一流の狙撃兵になることを決意したセラフィマ。同じような境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ仲間たちとともに訓練を重ねながら、やがてセラフィマは、赤軍女性狙撃小隊の一員としてスターリングラードの前線へ向かうことに──。

著者について
逢坂冬馬(あいさか・とうま)
1985年生まれ。明治学院大学国際学部国際学科卒。本書で、第11回アガサ・クリスティー賞を受賞してデビュー。埼玉県在住。

内容説明

独ソ戦、女性だけの狙撃小隊がたどる生と死。驚愕のデビュー作。第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞、2022年本屋大賞受賞

著者等紹介

逢坂冬馬[アイサカトウマ]
1985年生まれ。明治学院大学国際学部国際学科卒、『同志少女よ、敵を撃て』で、第11回アガサ・クリスティー賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

1578
まずタイトルがいい。読書意欲を大いにそそられる。ドイツ軍によって村を殲滅され母を失った少女セラフィマを主人公に設定したこともこの作品の成功に大いに寄与している。第二次大戦中、ソ連には実際にこうした女性による狙撃兵が存在したようだ。女性の狙撃英雄リュドミラ・パヴリチェンコも実在の人物だ。物語の主要な舞台は独ソ戦での最大の激戦地となったスターリングラードの攻防戦である。作家はそれを巨視的に描かない。狙撃兵の眼といった、あえていわば微視的な視点から描くのである。すなわち、それこそまさに本書が選んだ小説的な方法⇒2023/10/18

青乃108号

1446
セラフィマが狙撃兵に鍛え上げられる辺りまで、ラノベ的ダイアローグに辟易し、ちょっと期待し過ぎたかと思っていたら。ルーキーである著者は書きながら筆力をどんどん上げて行き、読んでいる方もどんどん物語に引き込まれていく。描かれる戦場の悲惨な状況、次々倒れて行く仲間達。遂に宿敵イェーガーを倒し、なおも【同士少女よ敵を撃て】と上官に命じられ、彼女が狙撃せんとする【敵】とは。酷い。酷すぎる。戦争はかくも人間を醜くかえてしまうものなのか。エピローグで戦後のセラフィマと上官の姿が描かれる。優しい著者の眼差しが救いとなる。2022/03/21

starbro

1433
第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作&処女作で直木賞ノミネート作を期待して読みました。独ソ戦歴史ミステリの快作、末恐ろしい新人作家の登場です。直木賞候補も納得、大穴での受賞もあるかも知れません。最初に素晴らし過ぎる作品を発表すると、次回作が逆に心配ですが、著者には船戸与一の様なスケールの大きい作家に進化して欲しいと思います。今年のMyBEST10候補、11月出版のため、今年のミステリランキングには入っていませんが、来年どう取り扱うのでしょうか? https://youtu.be/c2Q3S1xqZOc2021/12/29

パトラッシュ

1403
独ソ戦で日常を破壊された少女が戦うか死ぬかを迫られ、狙撃兵として生きる道を選ぶ。数ある戦争冒険小説でも、青春を戦争に捧げたヒロインが描かれた例は知らない。厳しい訓練を経てスターリングラード攻防戦に投入され、多くの敵を撃つと共に仲間の死も目撃する。しかも敵味方を問わず男の欲望が起こした戦争では女が犠牲にされる現実に対峙し、ドイツ女性を襲おうとしていた旧知の男を射殺することで何とか正義を保つ。しかし「まともでいるという贅沢は後で楽しめ」とは某軍人のセリフだが、終戦後も普通の生活はなかった結末は苦い余韻を残す。2022/01/22

ちーちゃん

1377
話題の本。 実在した女性が何人か出てきたので、ネットで調べながら読みました。 読んでいて、ウクライナ侵攻ではこのような事が起こっているのかと思いました。 面白かったと言うと語弊がありますが、戦争の非人道的な部分や非人間化していく兵士の非日常を丁寧に描いた傑作でした。 より理解を深めるために、是非とも「戦争は女の顔をしていない」も読みたいところです。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18710663
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。