地球の未来のため僕が決断したこと―気候大災害は防げる

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地球の未来のため僕が決断したこと―気候大災害は防げる

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152100436
  • NDC分類 519.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

温室効果ガスの排出量をゼロにするしか、我々が生き残る道はない。「気候大災害」を回避するために、ビル・ゲイツは政治・経済・科学のあらゆる側面から分析を進めてきた。10年の調査が結実し、パンデミックをも予期した著者の描く未来像が明らかに。20年ぶりの著作。

内容説明

暴風雨、高潮、干魃、感染症の拡大…。気候大災害が今世紀中に奪う命の数は、COVID‐19の5倍にものぼる。惨劇を避けるため、ビル・ゲイツは科学、経済、政治の専門家と協力して気候変動解決のブレークスルーを探し求め、来るべき世界の姿を思い描いてきた。10年にわたるその取り組みは、あらゆる人が科学文明のもたらす豊かさを享受できる「本当に持続可能な世界」を指し示している。今なお世界の最先端をリードするテクノロジーの巨人が、我々が歩むべき前進の道を提示する。

目次

なぜゼロなのか
道は険しい
気候について論じるときの五つの問い
電気を使う―年間五一〇億トンの二七パーセント
ものをつくる―年間五一〇億トンの三一パーセント
ものを育てる―年間五一〇億トンの一九パーセント
移動する―年間五一〇億トンの一六パーセント
冷やしたり暖めたりする―年間五一〇億トンの七パーセント
暖かくなった世界に適応する
なぜ政府の政策が重要なのか
ゼロ達成に向けた計画
一人ひとりにできること
おわりに 気候変動とCOVID-19

著者等紹介

ゲイツ,ビル[ゲイツ,ビル] [Gates,Bill]
技術者、経営者、慈善家。1975年、旧知のポール・アレンと共にマイクロソフト社を設立。現在はビル&メリンダ・ゲイツ財団の共同会長を務めている。また、クリーン・エネルギーやそのほかの気候変動に関わる技術の商業化を目的とするブレークスルー・エナジーを立ち上げた。3人の子どもがいる

山田文[ヤマダフミ]
翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

82
(2023-11)【図書館本】原題は「気候災害の防ぎ方〜今ある解決法と必要な技術革新」で、この方が内容をよく表している。何故脱炭素が必要なのか。炭素の発生源は何か。そしてカーボンゼロを達成する為に、国や自治体、私達個人に何ができるかが分かりやすく書かれている。彼は「カーボンゼロは慈善事業ではない」と強調する。ブレイクスルーを起こして新しい産業を起こした企業や国が今後数十年の世界経済の牽引者になるからだ。残念ながら現状ではそうした取組みでは、アメリカや欧州が先行している。日本も遅れる訳にはいかない。★★★★2023/02/12

あすなろ

79
最近読了したビジネス・ノンフィク系本の中では出色の出来。SDGs・カーボンニュートラル・非化石等から気候変動迄、何故それをやらなくてはならないのかからどう世の中が進んでいて変化しなくてはならないか一気通貫の一考につき一読の価値があると思う。例えば氏はグリーンプレミアムでそれを後半に提示し始める。そして、その前には、実はワインより安いガソリン等。即ち化石燃料。それを前提に進めて来た産業革命以降の現代において大胆な変化が必要だとする。送電網等最たる物だろう。そして、氏らしくそこにはビジネスチャンスも眠るとする2021/09/20

Willie the Wildcat

70
物心両面で、著者の決意が伝わる一冊。数字が語る事実に、日々の生活の自然界への影響を嫌でも再認識。特にセメントの数字は、恥ずかしながら初耳。浸透が慣れとなる怖さ。”間欠的”エネルギー源も、印象的な言葉。一方、地政学、各種格差などの”不変”要素を如何に取り込んだ施策を、地球規模で実勢できるのか?著者が触れた奇跡の発明は理想ではあるば、具体的にイメージができない。国際社会?様々な違いを超えた議論と協調と、事実に基づく建設的な議論の継続くらい。凡人の私の頭に浮かぶのは、(方法論は別として)無駄を減らすこと!。2022/12/10

ルピナスさん

67
ESG案件が増える中、目の前の翻訳を少しでも楽に行うために手に取った本書で、ビル・ゲイツ氏が行う壮大なスケールで気候変動解決のブレークスルーを探そうとする取組みを目の当たりにし圧倒されると同時に、自分も状況を変える一助を担いたいと心から思った。これまで何冊も関連本は読んできたが、どれも局所的な情報だった。本書は、「世界で最も貧しい人々に焦点を合わせ、公正な適応とエネルギー移行を強調」する立場で、技術とビジネスの観点から議論を進める点で、氏が同問題をポジティブに捉えているという点が伝わり、希望が持てる内容。2023/05/14

よしたけ

61
ビルゲイツが「温室効果ガス増をやめなければ気温は上がりつづける」とし解決技術を提示。排出されるCO2は、27%が電気を使う、31%がものをつくる、19%がものを育てる、16%が移動する、7%が冷やしたり暖めたりする、に分類されるとし、各領域で技術選択肢やその限界を示す。化石燃料発電や車排ガス等に注目しがちだが、鉄やコンクリートを作る、家畜を飼う、等が馬鹿にならない。「太陽光量を1%減らす」ことで温暖化問題解決できるとし、雲の白色化等に取組むジオエンジニアリングは面白い。今は夢物語だがいつか地球を救うかも。2022/03/17

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