出版社内容情報
人間の行動は矛盾だらけ! 仕事や私生活でより良い決断を下すための行動経済学入門書
内容説明
「超高額ボーナスは社員のやる気に逆効果?」「水を加えるだけのケーキミックスが売れなかったわけは?」「子供に野菜を食べさせる秘訣は?」「お金をかけるなら『家具』と『旅行』のどっち?」―行動経済学ブームに火をつけたアリエリーの第二弾は、より具体的に職場や家庭で役立てられるようにパワーアップ。人間が不合理な決断を下してしまう理由を楽しく解き明かす!
目次
先延ばしと治療の副作用からの教訓
第1部 職場での理屈に合わない不合理な行動(高い報酬は逆効果―なぜ巨額のボーナスに効果があるとは限らないのか;働くことの意味―レゴが仕事の喜びについて教えてくれること;イケア効果―なぜわたしたちは自分の作るものを過大評価するのか;自前主義のバイアス―なぜ「自分」のアイデアは「他人」のアイデアよりいいのか;報復が正当化されるとき―なぜわたしたちは正義を求めるのか)
第2部 家庭での理屈に合わない不合理な行動(順応について―なぜわたしたちはものごとに慣れるのか(ただし、いつでもどんなものにも慣れるとは限らない)
イケてる?イケてない?―順応、同類婚、そして美の市場
市場が失敗するとき―オンラインデートの例
感情と共感について―なぜわたしたちは困っている一人は助けるのに、おおぜいを助けようとはしないのか
短期的な感情がおよぼす長期的な影響―なぜ悪感情にまかせて行動してはいけないのか
わたしたちの不合理性が教えてくれること―なぜすべてを検証する必要があるのか)
著者等紹介
アリエリー,ダン[アリエリー,ダン] [Ariely,Dan]
行動経済学研究の第一人者。デューク大学教授。ノースカロライナ大学チャペルヒル校で認知心理学の修士号と博士号、デューク大学で経営学の博士号を取得。その後、マサチューセッツ工科大学(MIT)のスローン経営大学院とメディアラボの教授職を兼務した。この間、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン高等研究所などにも籍を置いている。また、ユニークな実験研究によりイグ・ノーベル賞を受賞
櫻井祐子[サクライユウコ]
翻訳家。京都大学経済学部卒。オックスフォード大学院で経営学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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