内容説明
過去は変えられなくても、「今現在」そして「未来」は変えられる。トラウマを振り切り、強い意志と勇気と希望をもって人生を力強く生き抜いていこう!明白でしっかりした理論と実践の見事な調和によって、いま日本でも大きな注目を浴びているアドラーの「個人心理学」の真髄をその人生と織り合わせながら紐解く知的興奮の書。
目次
序章 アドラー心理学とは―常識へのアンチテーゼ
第1章 フロイトとの出会いと訣別―欲求の根源をめぐって
第2章 「どこから」から「どこへ」―原因論と目的論
第3章 ライフスタイル―自己と世界の意味づけ
第4章 共同体感覚―自分への執着を超えて
第5章 優越性の追求―「善」の実現
第6章 神経症的ライフスタイルからの脱却―シンプルな世界を生きる
第7章 アドラーの教育論―人生の課題と勇気づけ
第8章 他者との関わり―個人の独自性と他者との共生
第9章 この人生をいかに生きるか―現実と理想を見据えて
著者等紹介
岸見一郎[キシミイチロウ]
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋古代哲学史専攻)。京都教育大学教育学部、奈良女子大学文学部非常勤講師(哲学・古代ギリシャ語)、前田医院(精神科)勤務を経て、現在、聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)、近大姫路大学看護学部(生命倫理)非常勤講師。専門の哲学に並行してアドラー心理学を研究、精力的に執筆・講演活動を行っている。日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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