内容説明
ネリカ米の坪井さんと後藤さん、ヤマトシャツの柏田さん、ルワンダでストリートチルドレンのシェルターを運営する女性。現場で様々な悩みを抱えながらODAに取り組む日本人の生の声を伝えるとともに、一方で、その援助を受ける側の人々の姿と声をも伝える。ODAの限界と難しさを知ることから、日本人の財産としてODAの意味を考え、日本外交の行く末を見据える。
目次
第1章 永遠の課題としてのODA
第2章 狭間で苦悩するラオス
第3章 着実な成長を遂げるバングラデシュ
第4章 アフリカの大国、エチオピアとタンザニア―貧困を超えて芽吹く成長
第5章 希望の大地、アフリカを行く1―ウガンダ
第6章 希望の大地、アフリカを行く2―ルワンダ
第7章 活気づく中央アジア―ウズベキスタン、タジキスタン
第8章 青空に映える島嶼国―ソロモン諸島とフィジー
第9章 緑と太陽の国、インドネシア
第10章 住民不在のODA訴訟―インドネシア、コトパンジャン・ダム裁判で起きていること
終章 ODA、日本人の財産
著者等紹介
草野厚[クサノアツシ]
1947年、東京生まれ。上智大学大学院外国語学研究科修士課程修了、東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。現在、慶應義塾大学総合政策学部教授。専攻は、政治学、戦後日本外交論、国際協力論、政策過程論。ドキュメンタリー番組を検証するNPO「メディア検証機構」理事長や、テレビのコメンテーターなどを務め、幅広く活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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