感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼっこれあんにゃ
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△全体的にそれほど面白い本ではないが、その中に出てくる人の一言に感動した。裁判の証人として元環境庁長官大石武一さんが水俣病に対して国の責任について法的責任や道義的責任等責任の種類を問われた時の証言、「責任というものにいろいろな種類はない。行政というものは国民の権利、人権を守るためだけにある。これを守りえないものは行政の怠慢である。法的に根拠があるとかなんとか言うのはおかしい。国には国民の幸せなり権利なりを守る責任がある。」厳しい一言ですが、肝に銘じていきたい。2009/04/27