理想のリスニング―「人間的モヤモヤ」を聞きとる英語の世界

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理想のリスニング―「人間的モヤモヤ」を聞きとる英語の世界

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  • サイズ A5判/ページ数 218p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130830812
  • NDC分類 831.1
  • Cコード C1082

出版社内容情報

すべては「聞く」からはじまる――日本語話者のための英語習得法
「英語は聞きとりになるとさっぱり…」「英語学習,どこから始めればいい?」――そんな方は,まずは英語の運動感覚を身につけよう! 「聞く」を通して,英語力の基礎をつくるための考え方や練習法を解説.単なる「実用英語」に終わらず,現実のコミュニケーションの土台となる気分,態度,思惑などの「人間的要素」までを重視する.語学の本来の意義も考える一冊.

内容説明

すべては「聞く」からはじまる―日本語話者のための英語習得法。英語の運動感覚を身につけるために、ここを練習しよう!コミュニケーションは単なる情報交換では終わりません。感情、思考から欲望、たじろぎや、あいまいな気分までを聞きとるための、ひと味ちがう英語本です。

目次

1 理論編(なぜ、まずリスニングなのか―「聞くこと」の深み;言葉どう聞こえるか―「心地よさ」から「過剰さ」まで;言葉をどう受け取るか―「強さ」の上手な使い道;リスニング練習の秘術とは―退屈さと「一点聞き」を生かす;聞き方は鍛えられるか―「耳の記憶」を活用する)
2 技術編(山と谷を感じる―野ウサギを追い回さない;切れ目をとらえる―優先順位とニュアンス;名前を押さえる―必要な情報の察知;空間に慣れる―諸技能を連携させる;人間を理解する―言葉を聞くことの意味)

著者等紹介

阿部公彦[アベマサヒコ]
東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。専門は英米文学研究。1966年生まれ。東京大学大学院修士課程修了、ケンブリッジ大学大学院博士号取得。著書に『文学を“凝視する”』(岩波書店、サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aloha0307

23
昨年の英語民間試験導入問題は大混乱でした(結局頓挫に)。文法・単語を悪者に仕立てずに、元に戻すというのでなく、”聴く”の特殊性に着眼した本書📖 確かに自分が読む&聴くものを、自分でも書けるというのは日本語でも難しいです。対話の空気を重んじ、その教材として「山月記」「小僧の神様」がでてきたのは👀でした(英訳することもなし)。アクセント&切れ目がポイントなのだね☺ 単語ではなく、文の骨格がすっと入ってきたら上級者...なるほど❣2021/04/04

たろーたん

3
日本語と英語の話法の違いが面白かった。日本語のオーラル・コミュニケーションは待遇表現が発達しており、運用にも非常に影響している。メッセージをきちんと伝達するだけではなく、話者同士がどんなふうにかかわり合っているかにも気を配りながら、常に両者の関係を良好に保とうとするため、関係性の構築にかなりのエネルギーを向けられるのだ。日本語の場合は、英語と違い、話す側の一貫性や構築性を犠牲にしてでも、聴く側の同意を得ようとするような特性がある。(続)2023/02/11

とわ

1
確かに英語を聞く時に「さあ聞くぞ」と前のめりになると逆効果になることは経験からよくわかる。そうならない為には、山と谷、ストレス・アクセントや切れ目に慣れること、そして予測する力を鍛えることが大事。表音文字を使う英語話者と表意文字で表す日本語使用者では、言葉の受け取り方が異なり、それが「耳」の使い方にも関わっているという内容は非常に印象的だった。色んな要因が日本人の英会話力向上の障害になっているのかもしれない。だからこそ、この本に書かれている英語の運動感覚を身につける事がより大切になってくる。2021/10/15

きざはし

1
ハウツー本ではなく、「この境地を目指すべき」という、まさに「理想のリスニング」について書かれた本。要は、強弱や間から話し手の感情の起伏を読み取ってこそのコミュニケーションだよねと。スクリプトとして理解するのみの、昨今のリスニングに警鐘を鳴らす。2021/05/11

☆ツイテル☆

1
フライヤー2021/02/10

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