出版社内容情報
西洋絵画をもっと深く理解したい・楽しみたい人のための画期的な入門書.神話画,宗教画,寓意画など,18世紀までの絵画をテーマ別に取り上げ,実践的に読み解く.異なる文化から生まれた西洋絵画をみる心構えとコツを伝授する.美術館に行くのが楽しくなる待望の1冊(『まなざしのレッスン2 西洋近現代絵画』は来春刊行予定).読売経済新聞書評でますます注目.
内容説明
絵画をみる、読む、楽しむ。18世紀までの絵画をジャンル別―神話画、宗教画、肖像画等―に取り上げ、実践的に解読。異なる文化から生まれた西洋絵画をみるコツを伝授する。モノクロ図版175点、カラー口絵12点収録。
目次
イメージの時代―「私たち」が「西洋絵画」を見ること
神話画(神々の姿を見分ける;物語を読む)
宗教画(旧約聖書の主題―神と人間のドラマ;新約聖書の主題―キリストの生涯と受難;礼拝像、その他の主題)
寓意画―意味を解読すること
古代史と幻想―正統なるものと逸脱するもの
肖像画―写実性と理想化のはざまで
風景画―背景から独立したジャンル
風俗画―その他大勢のジャンル
静物画―物にたゆとう生と死
著者等紹介
三浦篤[ミウラアツシ]
1957年島根県生まれ。1981年東京大学教養学部卒業。1981‐90年東京大学大学院、パリ第4大学美術考古学研究所にて、西洋美術史を学ぶ。1997年パリ第4大学文学博士号取得。現在東京大学大学院総合文化研究科助教授(超域文化科学)
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