内容説明
情動、記憶、学習までをも制御する高度な情報処理器官、脳。その脳の構造の基礎からゲノム・エピジェネティクスといった最新の研究成果まで解説。
目次
第1章 総論
第2章 神経系の細胞のかたちとはたらき
第3章 脳神経系とゲノム
第4章 神経細胞間ではたらくシグナル伝達
第5章 神経細胞内ではたらくシグナル伝達
第6章 シナプスの形成と動態―神経回路の分子細胞基盤
第7章 シナプス可塑性―記憶・学習の分子細胞メカニズム
第8章 分子レベル、細胞レベルの脳科学の展望
著者等紹介
甘利俊一[アマリシュンイチ]
理化学研究所脳科学総合研究センター長。1936年生まれ。1958年東京大学工学部卒業。1963年九州大学工学部助教授。1967年東京大学工学部助教授。1982年同教授。2003年より現職
古市貞一[フルイチテイイチ]
理化学研究所脳科学総合研究センター。分子神経形成研究チーム・チームリーダー。1956年生まれ。1980年信州大学理学部卒業。1989年岡崎国立共同研究機構助手。1992年東京大学医科学研究所助教授。1999年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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