出版社内容情報
科学者や技術者が描いたさまざまな図像やかたちは、どのような意味をもつのか。そして科学の発展にどのような役割を果たしたのか。美しく貴重な写真とともにその謎を解き明かす。
内容説明
ダ・ヴィンチが残した飛翔機械の絵、デカルトが考えた人体の仕組み、ヒマラヤから送られた植物のスケッチ、ゲーテが賛美した雲の形態学、顕微鏡下に現れた雪の結晶…29の興趣尽きないエピソードとともに。
目次
1 技術の風景
2 機械のかたち
3 機械仕掛けの自然
4 自然の形態学
5 科学の場所
おわりに―科学技術の活動における図像の機能
著者等紹介
橋本毅彦[ハシモトタケヒコ]
1957年東京都に生まれる。1980年東京大学教養学部卒業。1991年ジョンズ・ホプキンス大学Ph.D.取得。1991年東京大学教養学部講師。1996年東京大学先端科学技術研究センター助教授。2006年東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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